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障害者雇用関連ニュースまとめ 【2020/11/7】

■ 今日のヘッドライン!

〇障がい者は人材の宝庫

普段のヘッドラインは障害者雇用の最新の事例などがテーマになることが多いですが、本日は就労支援に邁進されている経営者の方にスポットを当ててみました。

記事にもあるとおり少子化に伴う生産年齢人口(15~65歳未満)の減少は我が国日本が抱える大きな問題化と思います。

そんな中リクルートで人材ビジネスでキャリアを積んだ佐原氏が、就労移行支援事業所を運営するココルポートの社長に就任され、その解決の方法として障害者雇用の拡大を掲げご尽力されている様子が伺えます。


しかし現実の障害者雇用率は日本全体で約4%・・・


理由は様々でしょうが、やはりまだまだ雇用する側や現場の障害者雇用に対する理解が進んでいないことが大きいのではないか私は思います。

就労移行の現場にいたころ、とある異業種交流会で出会った企業の人事担当者の方に障害者雇用の有無について尋ねると、

「うちには障害者ができる仕事がないんだよね・・・」

とのご回答でした。

もちろん職種や業種によって特殊なスキルがないとできない仕事であったり、危険な場所での勤務など安全配慮上難しいケースもあるかと思います。

しかし佐原氏のお言葉をお借りすると、

障がい者を戦力にして成長している企業には、障がい者一人ひとりの特性や能力を深く理解し、業務を細分化して仕事に就いてもらっているケースが多い。

とあるように、障害者特性の理解と業務の細分化を行えば逆に生産性も向上し、企業の成長に繋がる可能性は高まっていくのではないでしょうか。

例えば普段行っている業務の中で、データ入力やメールの送受信、書類のファイリングや管理、HPなどWebの保守作業、SNSでの自社のPR活動などなど、まだまだ切り出せる業務は無数に存在すると思います。

障害者は人材の宝庫!!

日本全国でこう叫ばれる日が来ることを祈っております。

また、これらのヒントは次のニュースにもあると思うので是非ご拝読をお願いいたします。

■ 障害者雇用

〇パーソルチャレンジ、 特例子会社の戦略的活用術を“経営視点”で解説  書籍「障害者雇用は経営課題だった! 特例子会社の戦略的活用による雇用・事業拡大」 2020年11月6日(金)発行

特例子子会社として様々な先進的な取り組みをしてパーソルチャレンジ。今回は特例子会社運営の為のノウハウに関する書籍を発行されました。

前のニュースは障害者雇用における現場視点がテーマでしたが、今回は経営視点での示唆を与えてくれる書籍なのでないでしょうか。

特例子会社の方々はもちろんのこと、これから特例子会社を立ち上げ予定の経営者の方、障害者雇用をする企業の経営層の方々には必見の1冊なのではないでしょうか。

■ 就労支援

〇広島県内初!不登校・ひきこもり・発達障害支援と 就労支援までを相談から“ワンストップサポート”  わくサポ広島が広島県廿日市市津田で新事業開始

このようなワンストップ型の支援は全国でも珍しいのではないでしょうか。

不登校とひきこもり、発達障害はそれぞれに関連性が高いケースもあるので、別々の支援ではなくこうしてワンストップで支援できるのは非常にメリットがあるかと思います。

〇 障害者の感性でアート作品風カレンダー作り 土佐町などで販売

■ 農福連携

〇TOKIO城島「ぜひ手に取ってほしい」 農福連携イベントで応援

先日のパラリンアートの理事としてタレントの中山秀征さんがご活躍されているニュースを取り上げまして。

そして某番組で長年農業の取り組みをされているTOKIOの城島さんが農福連携にも関わっていらっしゃいます。

芸能人の方など世間に対して影響力のある方々が障害者雇用の現場を盛り上げていただけるのは大変喜ばしいことですね。

■ その他

〇中高年のひきこもり、精神科医が語る「脱出の難しさ」

中高年のひきこもり化は日本における大きな社会問題です。早急に取り組まなければいけない大きな課題ですね。

私も斎藤環氏の書籍を読んで日々勉強させていただいております。

斎藤環先生の書籍で中高年ひきこりについて学ばれる場合はこちらの書籍がおすすめです↓

★『 先週の「 ヒント 」 集』について告知

本日はお休みの方もお仕事の方もいらっしゃるかと思いますが、皆さま今週も1週間本当にお疲れさまでした。

明日から毎週日曜日の投稿の新たな取り組みとして、先週1週間分(日曜~土曜)の当noteで取り上げたニュースで、特に皆さんのそれぞれの課題においてヒントになるようなものをいくつかピックアップさせてただきます。

皆さんの課題解決の一助になれたら幸いです。




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