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障害者雇用関連ニュースまとめ 【 2020/12/2 】

■ 今日のヘッドライン!

〇 発達障害の学生 就活苦戦 大学など支援で活路

こんばんは、伊藤です。

本日は発達障害を持つ大学生のコロナ過の現状に関するニュースからお届けします。

発達障害を持つ大学生の方々はその障害特性故に元々就職活動に困難さを抱えるケースも多いですが、コロナ過においてニュースでは、

面接のオンライン化

合同企業説明会の中止

など、更に困難さが増してしまう状況になってしまっているようです。

そんな中このニュースでは大学における障害学生支援コーディネーターと、就労移行支援事業所の2つのサポートのケースが紹介されています。

こういったサポートは益々必要であることがもちろんのこと、このnoteでも再三お伝えさせていただいておりますが、やはり、

発達障害の方の就労支援の早期化(小学生から中学生、遅くとも高校生ぐらいから)

の導入は必要不可欠かと思います。

大学生になってからだと時間的に余裕がなく、ましてこのコロナ過で上記のように就職活動が不便になってしまっていることが理由として挙げられます。

例えば早い段階で就労移行支援事業所の体験利用をしたり、あるいは各都道府県の障害者職業センターの職業評価が受けられれば、早めに職業の適性を知り、大学生になってからもスムーズに就活できるかと思います。

そしてそこで得たアセスメントの結果を大学にいる障害学生支援コーディネーターと共有できるような仕組みが出来れば、よりご自身の適性に合った職業に就ける可能性は高まるかと思います。

■ 障害者雇用

〇 障害就労のフェアトレード「 ウェルフェアトレード」を考える

ウェルフェアトレードについてはニュース内で以下のように説明されています。

ウェルフェアトレードは、「障害のある人などが生産するモノやサービスを適正な価格で取引し、働く喜びややりがいや自立を支援する仕組み」。

この「 適正な価格 」という概念をどのうように構築していくかがポイントだと思います。

結局は世の中に流通している他の類似商品の価格と比較して、どれだけの品質なのかを評価していくこと、

そしてニュースにもあるように「 どのような社会貢献なのか 」というメッセージ性

ということが「 適正な価格 」を決めていくのではないかと、個人的には思っています。

〇 同じ職場で働く戦力に障害者を 岐阜で促進セミナー

■ 就労支援

〇 紙パックに年賀シール 知的障害者ら手際良く貼り付け 諫早・多機能型事業所「つくし学園」

■ 農福連携

〇 「農福連携」で就労確保 障害者施設スタッフ研修

連日障害者施設の農福連携の取り組みや、自治体によるマッチングの事例などをご紹介させていただきましたが、施設のスタッフの方向けの研修というのは非常に珍しいですね。

そして、やはり農家さんに頼るだけではなく、こうして施設の方の農業のノウハウやスキルを向上させる取り組みは非常に大切ですね。

農福連携の更なる拡大に期待大です。

〇 能登から世界へ。「MARY JIMENEZ CO.(メリー・ヒメネス)」



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