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障害者雇用関連ニュースまとめ 【 2020/12/1 】

■ 今日のヘッドライン!

〇 NTTLS、VRでさまざまな視覚障害を体験できるイベントを12月4日に開催

こんにちは、伊藤です。

今回はVRを使った障害者雇用の可能性が格段に広がるような事例をお届けします。

このニュースではVRを使って視覚障害の方の見え方などを実体験できる取り組みを取り上げております。

やはり技術の進歩は「 合理的配慮の進歩 」も促しそうですね。

とかく視覚障害に関してはやはりその方の見え方や不便さを体感するのは現実世界では非常に難しいでしょうし、こういったVRを活用し雇用する側の従業員の方が学ぶ機会を設けるのは非常に大切かと思います。

こうすることで、社内の環境や業務内容、そして何より一緒に働く従業員の方のコミュニケーションの取り方等、様々な部分での配慮がブラッシュアップされそうな期待感があります。

そして、このVRなどの最新技術はは視覚障害以外の他の障害や生きづらさをお持ちの方の特性の理解促進にも役立ちそうです。

統合失調の方の幻覚や幻聴

発達障害の方などに起こるフラッシュバック(過去の嫌なことを頭に浮かぶ)

など色々と応用が出来そうです。今後の展開に要注目です。

■ 障害者雇用

〇 障害者と企業のマッチング縮小 静岡県内就職2割減に

やはりコロナの影響で障害者の方の就職にマイナスな影響を及ぼしているようです。

これは障害の有無に限らず新卒の学生の方々にも言えることかもしれませんが、各種就職説明会が軒並み中止になったことも要因のようです。

なかなか特効薬になる対策を講じるのは難しいかもしれませんが、

企業側⇒人手の少ない部門や業務の細分化を行うことで障害者求人の増に勤める

雇用される障害者側⇒今までの勤めていた職種などではなく、人手不足で困っていて募集の多い職種などの求人にも応募してみる

など個々に出来うる限りの対応をしていくことが望ましいかと思います。

■ 就労支援

〇 【特集No.571】割烹旅館 清都 障害者が働きやすければ健常者も

作業プロセスやマニュアル、動線なども障害者が理解して働きやすくなれば、健常者にとっても同様にもっと働きやすくなるということです。

この視点は障害者雇用に限らず、様々な現場にとって大きな示唆を与えてくれるような気がしています。

結局「 合理的配慮 」というのは障害者だけではなく健常者にも必要な概念なのかもしれません。

〇 ミニおせちはいかが 川越のよつば会、障害者就労支援へ商品化

ミニおせち、正直コロナ過もあり来年帰省しない可能性のある独身の私にとって欲しくなる商品ですね(笑)

別に私のような独身者の為に開発されたわけではないでしょうが、核家族化や独身者などが増加している現代において従来ある商品をこのように小さくして販売することで需要の増加は見込めるのではないでしょうか。

〇 株)フリーデン様に感謝!~新工場の植栽ご発注/障害者就労支援に貢献~

■ 農福連携

〇 豊後大野市で広がる農福連携 障害者の就労後押し、農業の貴重な働き手に

サツマイモの収穫はこの時期にぴったりの作業ですね。



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