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学生の感覚が薄れてきたころに見えてくる社会人の姿

社会人5年目。
「社会人になって結構経ったな~」と思っても、ふとこの先のことを考えると「社会人ってめっちゃ長いな!?」となる年です(たぶん)。

よく「年をとればとるほど、時間の過ぎる早さが半端じゃない」と言いますが、その早さを知らないうちは長く感じるものです……。

5年目になると友人の様子もさまざまで、結婚したり、学生に戻ったり、休職したり、毎日仕事に励んだり。

少し前までは「大学生懐かしいわ~みんなで戻りて~!」なんて話をすることもありましたが、「大学生だった自分」とだんだん離れていくと、そういうノリも減ってきたような気がします。

私はというと、最近は「社会人になってから、〇〇になったな」を感じることが多いです。5年目でやっと!?という感じですが、こう思えるのもいまのうちということで、noteのコラムに社会人になってからの変化を書いてみることにしてみました。

(編集部:橋本)

「自分へのご褒美」がしっくりくるようになった

大学生のときは、「今日頑張ったな」って振り返ることがなくて、毎日とりあえず忙しい!楽しい!寝る!起きる!みたいな感じで。

あのときは、「自分へのご褒美に」みたいなキャッチフレーズをみても、全然ピンとこなかったわけですが……。社会人になったら「今日頑張ったな」とか「今週やりきったわ」っていう気持ちが当たり前に湧いてくる。これってめっちゃ素敵なことだな!と。

自分の頑張りを感じる感覚は、大切にしないといけないなと思います。

ただ、まだ「ご褒美をあげたい自分はいるけど、何がご褒美になっているのかあんまりわからない」ので、スイーツと服ばかり与えています。

いつか「これがご褒美だ!」って感じるときがくるんですかね。なんとなく楽しみです。

ついに、3日坊主から卒業した

このコラムの作成をきっかけに久しぶりに大学生活を振り返ってみたのですが、「朝まで飲み会・朝昼晩どこかにアルバイト」で生活リズムはぐちゃぐちゃ。

めちゃくちゃ元気だったなぁと思いつつ、社会人になったからこそ「ルーティーンっぽいことの楽しさ」を知ることができるようになった気がします。

たとえば、ほぼ毎日、日記を書いたりストレッチをしたり。いままでもこの2つにチャレンジしたことはあったのですが、あっという間に意識から消えるのが当たり前でした。日記なんて、1日、2日書いて終わったことが何回もあります……。

でも、「『継続=毎日』という概念にとらわれすぎない大切さ」を知ってから、楽しみながら続けられるように。ルーティーンだけど、できない日があっても全然いいですよね。だから、ルーティーンっぽいことっていう意識で、いくつかのことを続けています。

勝手に「継続すると、だんだん義務っぽくなってしまう」と思っていたのですが、やりようや心の持ちようによってはそうでもないことを知ることができました。意外に楽しいです。

※ちなみに学生のころスポーツを頑張っていたときに、トレーニングメニューを継続しておこなっていましたが、このときは「義務感ありつつ目標に向かって頑張っている」という感じでした。目標があれば義務感が多少あっても全然頑張れますが、目標が薄ければ薄いほど「できない日があってもいい」という意識は大切だなと思います。使い分け、大事ですね!

漫画の大人買いは、小さな書店で

子どものころに夢見ていた「漫画の大人買い」。

直近だと『BLEACH』74巻一気に買って、一気に読みました。新刊を待つワクワク感もいいですが、重い手提げ袋を抱えて書店から家に帰るときのワクワク感も最高なのです……。

ちなみに、大人買いは近くの小さな書店で取り寄せてもらうようにしています。

そう思うと、「書籍を取り寄せる」ことも社会人になってからというか、出版業界に入ってから意識するようになりました。取り寄せてもらうと、書店員さんが3人ぐらい寄ってきてくれて冊数確認とかお会計とかをしてくれるのですが、そこで結構会話が弾むので楽しいです。

近くの書店は書店員さん同士がとても仲良さそうで、そういった姿をみると、より一層「ここで本を買おう!」という気持ちになります。こういうことができるのも家の近くに書店があるときだけなので、たくさんおじゃましようと思います!

さいごに

ここまでつらつらと話してきましたが、ここまでの気持ちを懐かしく感じる人もいれば、全然共感できない人もいれば、まさにいま!って人もいるのではないでしょうか?

みなさんも、「いまだからこそ感じる」社会人になったからのちょっとした出来事を、振り返ってみてもいいかもしれませんね。

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