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20代、30代の自分にアドバイスする経済的に豊かになるためにやること4つ

すごく嬉しいことに52歳の僕に20代、30代の仲良しの友達がいて、毎月のように集まってはお互いが新たに挑戦していること、やっていること、これから何をやろうとしているのかを話し合っている。素晴らしい仲間なんだ。
そんな彼らが最近、金持ち父さんロバート・キヨサキのキャッシュフローゲームをやりまくっていると話してくれた。

僕自身も30代の初めあたりにキャッシュフローゲームをやっていた。

そのときから20年ばかり経って、30代当時の僕と比べると経済的に豊かになったのと、ファイナンシャル・リテラシーもだいぶ向上した。

では、20代、30代のとき経済的に豊かになりたかった自分に対して、50代の僕はどんなアドバイスをするのだろうと思って、この記事を書いてみた。

経済的に豊かになってより人生を意味あるものにしたいと思っている方たちのヒント、助けになったら嬉しい。

早速紹介しよう


お金を扱う5つの能力

お金を扱う5つの能力

お金を扱う鍛えるべき能力は本田健によると下の4つあると話しています。

  1. 稼ぐ力:仕事、ビジネスなどで稼ぐ

  2. 使う力:賢くお金を使う

  3. 守る力:お金を貯めて守る力

  4. 増やす力:お金に働いてもらって増やす力

この4つの力を鍛えることが大事だと思うのと、その前に鍛えるべき力が「お金を見る力」だと僕は信じて疑わない。

お金を見る力とは、お金が出入りを把握、現金、資産、借金がいくらあって、それぞれどのように関わり合っているのかを構造的に頭で理解する力だ。

「お金を見る力」は経済的に豊かになるために、最初に鍛えるべき能力だと僕は考えている。

これらの5つの能力を鍛えるためにやってきたことを紹介しますね。

5つのお金の能力を鍛えるためにやること4つ 

5つのお金の能力を鍛えるためにやること4つ

下の4つのことは5つのお金の能力を鍛えめにために僕自身がやってきたことなので、胸を張っておすすめします。

  1. 【お金を見る力】毎月、自分または、家庭のPL BSを作って資産状況を把握し続ける。キャッシュフローゲームをやるのも素晴らしい練習だと思う

  2. 【守る力&使う力】人生の優先順位を決めて、お金を使うところ、使わないところをハッキリさせる

  3. 【増やす力】お金に働いてもらうことを少額からスタートさせて、お金を増やす力を鍛え続ける

  4. 【稼ぐ力】新しいことにチャレンジし続けて学び続きる

では、1つずつ説明しますね

1. 【お金を見る力】毎月、自分または、家庭のPL BSを作って資産状況を把握し続ける

毎月、自分または、家庭のPL BSを作って資産状況を把握し続ける

1つ目は、自分のお金の状況を把握することです。毎月、いくら入金されて、いくら出ていっているのか。
さらに出ていっているお金は大事なものなのか、無駄遣いが多いのか?を把握することだ。

入金額を知るのは、すでに把握しているだろう。毎月の給与明細を受け取っている、または請求書を発行していると思うから、それに記載されいる金額の合計金額が収入、いわば入金額だ。

1-1. 出金額の把握

出ていくお金の把握をちゃんと把握することが次のステップだろう。すでにマネーフォワードなどのアプリで出金も把握しているのなら素晴らしい。僕は銀行口座を使って入出金の収支を把握する方法をスマホが普及する前から行なっている。興味あったら、こちらの銀行口座を使って毎月の収支と貯蓄管理を見てみてね。僕が昔書いたブログ記事です。

1-2. 収支の改善ステップその1

毎月の収支が分かると、毎月、手元に残る金額を増やしたくなるだろう。そのためにはインパクトの大きいところから手をつけたい。

出費は下の2つのカテゴリー分けできる。

  • 固定費:毎月決まって出ていくもの

  • 変動費:毎月金額は決まっていない出費

まず固定費から手をつける。さらに金額の大きいところからだ。マトリクスにすると下のようになる。

出費と固定費・変動費のマトリクス

金額が大きい固定費から改善していく理由は2つだ。

  1. 一度、改善するとその後ずっと金額が減ったままになる

  2. 金額が大きいから、収支の改善額に大きく貢献する

覚悟することとしては、金額の大きい固定費は変更するのに手間がかかることが多いということだ。でも、ここは頑張ってやってほしい

ここまでやると結構なインパクトを人によっては作れると思う。この先はより細かくなるので、ここでは省略する。

1-3. 毎月の収支を把握したらレポートを作る

レポートを作ることで、自分の収支、資産状況に対する理解が深まる。もし、一緒に住んでいるパートナーがいるなら、パートナーに報告することをおすすめする。私は妻に毎月、レポートをしてきた。彼女にできたらいい報告をしたいと思うので、節度あるお金の使い方、管理の仕方に自然となっていくと感じた。

1-4. 自分のフェーズに応じてレポートを改善し続けていく

初めは、毎月の収支だけのレポートを作っていたが、資産が増えていったら、収支が分かる損益計算書だけでは物足りなくなってきた。
そこで、どんな資産がどれぐらいあるのかを把握できる貸借対処表(バランスシート)も作るようになった。

次には、前月から各資産の増減が分かるグラフを作って一目で把握できるようにした。これは企業の決算資料からヒントを得た。下のグラフが例だ。赤色の棒は前月から減り、青色の棒は前月から増えたことを示す。
一番左の棒から0からスタートして、一番右の棒が合計の増減額を教えてくれる。
このグラフをEXCELでウオーターフォールチャートですぐに作れる。

前月からの資産増減のグラフ例

上のことで自分のファイナンシャル・リテラシーが高められると思うので、試してみてね。

2. 【守る力&使う力】人生の優先順位を決めて、お金を使うところ、使わないところをハッキリさせる

人生の優先順位を決めて、お金を使うところ、使わないところをハッキリさせる

これはお金持ちの友達から見て学んだことだ。僕よりもかなり人生の先輩でお金持ちの友達が、豪邸に住んでいたり、素敵な別荘を持っている。しかし、週末の普段着はユニクロの服、時計もG-shockとお金をかけるところとかけないところが極端なことを見て学んだ。

何にお金を使って、何にお金を使わないことを明確に決めているように見えた。

それから、僕も真似してお金を使うところと使わないところを振り分けた。2017年当時に考えて決めたのが、下の表のとおりだ。

自分がお金を使うところ、使わないところの表

このように決めることでダラダラとなんとなく日々使っていたお金が減ったと感じている。

このお金を使うところ、使わないところの優先順位を決めるために下の人生の優先順位を僕は決めた。

人生の優先順位

  1. 家族

  2. 自分自身

  3. 仕事など世の中に価値を提供していること

  4. 自分の知性を磨くために勉強すること、考えること

自分の人生において何が大事なのかを明確にすることで、いろんな日々の判断がブレなくなるので、作っておくことを凄くおすすめする。

3. 【増やす力】お金に働いてもらうことを少額からスタートさせて、お金を増やす力を鍛え続ける

お金に働いてもらうことを少額からスタートさせて、お金を増やす力を鍛え続ける

資産運用はとつきにくく、始めるのが手間で勉強も必要だ。そして、短期的に儲かると触れ込みのある詐欺まがいな投資商品も横行する。

しかし、たまに友達で資産運用をしていなく、50代になって手元にあまり資産がない状況に陥っている状況を見て、胸が痛くなることがある。

時間を味方につければ僕たちの投資成功確率を上げることができる

投資をするということは投資のプロたちと勝負することになる。投資のプロとは証券会社などの金融機関に勤めている人たちだろう。

投資のプロに勝つためにはプロができないことをやる

投資のプロたちは短期間で成果を上げる必要がある。だから、僕みたいな素人が投資で勝とうとするなら、時間を味方につけた長期投資を行うのが成功確率が高い。

どうやって始める?

私は山﨑元さんの名著「ほったらかし投資術」を読んで、本に書いてあるとおりのことを行なった。
具体的にはネット銀行とネット証券口座を紐づけて、毎月、3つのインデックスファンドを一定額で自動的に購入し続けた。

2015年に初めて最初は利益は出てなかったが、市況が良くなっていったらどんどん利益を作ってくれた。

今は積立NISA、IDECOなどがあるので、それらを最大限行うのも賢い選択肢だと思う。詳しくは「ほったらかし投資術」を読んで自分で理解して、試してほしい。

リスクを感じるなら少額からスタートすることをおすすめ、一番のリスクを何もしないこと

もし、初めてのことでリスクを感じるのなら、最初は実験のつもりで少額からスタートして様子を見るのもいいだろう。

自分自身が働いてお金を稼ぐ以外にも、自分のお金が働いてくれることを覚えてほしい。

4. 【稼ぐ力】新しいことにチャレンジし続けて学び続きる

新しいことにチャレンジし続けて学び続きる

年齢関係なく魅力的な人になりたい、またはそういたいと思うのなら、新しいことにチャレンジし続けて学び続けることが重要だ。成長し続けることで、仕事、プライベート、自分のやりたいことなどで、さらに素敵な状態になる。

新たなことを学び続けて成長することで仕事の幅も深さも広がることだろう。それに伴って収入が上がってくれるかは保証はできないが、努力をしない限り変わらない。自分がコントロールできることに労力を割いて、結果を良くしていくことを続けることが賢明ではないだろうか。

新しいことをやることは楽ではない、苦しいときもある。でも、楽なことをしては人は成長しない。
私自身はBMXアスリートだったときにチャレンジすることが癖になったみたいで、仕事においてもチャレンジ、学び続けてきた。

自分のビジネスマンとしてのキャリアが大きく変わったできごとは大きく下の3つのことだろう

  1. 30代前半に債務超過の小さな会社の経営者になって1年間資金繰りに翻弄した

  2. 30代前半で自分のビジネススクールに通学して、ビジネスのいろはと思考力を鍛えた

  3. ビジネススクール卒業後、何社も転職して自分の得意とする仕事で輝ける場所とポジションに出会うことができた

おかげで52歳なのに役職定年など後ろ向きなことがない状況に今、いることがありがたい。

これからも新しいことを学び続けて、チャレンジし続けて、自分の人生をエキサイティングなものにし続けていくつもりだ。

最後に

いろいろ徒然と書いてしまったが、自分の経済的な状況をよくできるのは自分だけです。もし現状に満足していないのなら、行動をすることで良い方向に持っていくことができる。
思うだけでは何も変わりません。行動のみが変化を生むことができる。
なので、行動をしたいと思っている方が何をしたらいいのかのヒントになったらとても嬉しいです。


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