小説 【ランチ酒】 が面白かった。
小学生の頃から、ずっと好きなことがある。
それは読書。
小学生の時は毎日のように図書室に通い、図書カードが何枚も溜まった。
毎年、読書感想文では最優秀賞に選ばれてお昼の放送で発表もした。
今の年齢になって集中力と理解力が年々衰えてきているのは問題だが。笑
(全部読み終わるものの、数ヶ月後には内容が思い出せない笑)
それでもいまだに本が好きでKindleではなく完全なる紙派の女だ。
そのおかげで収納場所に困っているのも事実。
そんな話はさておき、最近読んだ中でも原田ひ香さんの小説「ランチ酒」が
ここ最近の私では考えられないほどものすごいスピード感で読み終えて、続編を買いに行ったほど面白かった。
バツイチの女性が仕事帰りにランチをしながらお酒を飲む話ではあるんだけど、そこに登場するお店の料理や人間関係だったりなかなか複雑なバックグラウンドがあってもう読み出したら止まらない止まらない。
ドラマ「孤独のグルメ」とか町中華行ったら「美味しんぼ」読みながら注文した料理を待つくらいグルメ系は好きなんだけどあれって映像とか絵がついてるから料理の感じはイメージできるじゃない?
それをね、文章だけで料理のイメージを表現するってもの凄いと思いませんか?!私はね、地方に住んでいますがまあ自分で言うのもアレですが食い道楽な方だと思うので他の人よりかは少し美味しいお店は詳しいと思います。(もつ鍋食べたくて1人で福岡、牛タン食べたくて1人で仙台とか行っちゃうアラフォー)
でね、この小説に店名は出ていませんがその行ったことあるお店が何軒か登場するわけですよ。え!ここあそこのお店じゃん!みたいな。
もうこれが最高。本当に読んでて面白かった。
この小説を読んでいてとても響いた文章があったので紹介します。
「おいしいものを一緒に食べて、
同じことに笑ったら、もうそれは恋なのだ」
Yes、その通りでございます。
この間、初めましての男子と食事に行く機会がありました。
がしかし食事の嗜好が合わなさすぎて厳しいなと思いました。
恋もクソもあったもんじゃないわ。
まあ男女関わらず、食の嗜好が合わないと楽しい時間は過ごせないと私は感じてしまうわけですよ。
こんなざっくりした感じではありますが、食べることやお酒が好きな方は、
ぜひぜひ「ランチ酒」読んでみてくださいね〜!