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展覧会「質量への憧憬 ~前計算機自然のパースペクティブ~」の感想

メディアアーティスト・落合陽一さんの展覧会「質量への憧憬 ~前計算機自然のパースペクティブ~」へ行ってきました。

落合さんのTwitterからこの展覧会の情報を昨年末に知り、「必ず行く」と心に決め、本日まで本当に楽しみにしていました。

落合さんは多忙にも関わらず、ご自身に関係のあるツイートをリツイートや引用リツイートされています。
私のツイートも引用リツイートして下さって、ファンの心を鷲掴みにするポイントを抑えていらっしゃる。

そんな楽しみだった展覧会で、もしかしたら、もしかするとご本人にお会いできるかもしれない...と
淡い期待を抱きながら会場に向かいました。

展覧会は、「良かった」と一言では言い切れないほどの情報量と思いが詰まっていて、感無量でした。

一言で言っても言い切れない。。。大好きです

沢山の人が写真を撮ってTwitterでシェアされているので、会場に行くことができない人には少しでも展覧会の良さを知って欲しいし、会場に行ける人は是非、落合さんが感じていること、伝えたいこと、その場の空気を感じて、触れて欲しいです。

私のルーツは10年前カメラを持って屋久島に行ったのが始まりで、その時から「写真」と歩む人生がスタートしました。
夢中で写真を撮り続けて、ファインダー越しの物と向き合い「自分しか見えないもの」探していました。
人には見えない世界を見つけて、その世界の中に住む物質に触れた時、カメラ越しに自分だけの世界が作られて行く。そう感じて。

それから、プロの写真家の方や、写真館の先生に写真を教わることが増えて、「伝えるための写真」を意識して撮るようになってから、「見えない世界を見つける楽しみ」から遠のいて行ったように思います。

落合さんは写真を撮る時のことをこのように説明されていました。

「僕が写真を撮るとき、アナログな身体と光の中でそこにあるデジタルを研ぎ澄ます。デジタルでしか見えない世界認識で、失われつつあるものを切り取り、手触りを与えるプロセスを通じ、時間と空間の解像度との対話をしている。」

純粋に真剣に向き合っていることを感じる写真ばかりです。
そして、その対話が写真から聞こえてくるようです。落合さんの好きな瞬間が詰まった写真ばかりです。

落合さんのInstagramやTwitter、またnoteではマガジンとして写真とともに想いを綴っていらっしゃいますので、今回の展覧会を機に、多くの方が落合さんの写真を見るきっかけになれば良いなと思います。

もちろん、会場でお目にかかることは叶いませんでしたが、私には宝物ができました。

沢山の写真の中から、一目見て、これを選びました。
むしろ、これしか選べなかったです。
今の私が感じていることと、この写真を撮った時に落合さんが感じていたことが共鳴したんだと、勝手に思っています。

「自分に素直に、好きを表現しよう。自分にしか見えていないものがあるから。」
この気持ちを忘れずに、自由に表現と向き合って行こうと心に決めました。
宝物、大切にします...。

素晴らしい展覧会に心から感謝です。本当にありがとうございました。

本当に嬉しすぎです...。😭

メイキングムービーも公開されているので、是非ご覧ください!

◼️関係リンク
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【落合陽一】「見る力」を鍛えたら、世の中はもっとよくなる
落合陽一が見せる「写真家」としての一面。言葉/ビジュアル/メディア・アートの間の物質性を表現した新作とは?


展覧会の詳細は以下の通り
会期が2週間しかないので、みなさんお急ぎを!

メディアアーティスト・落合陽一の世界
「質量への憧憬 〜前計算機自然のパースペクティブ〜」
会期:2019年1月24日~2月6日
会場:amana square(session hall/IMA gallery/IMA cafe)
住所:東京都品川区東品川2-2-43 T33ビル1F
開館時間:11:00~21:00
休館日:会期中無休
料金:無料


Shoco Satoです。読んでいただきありがとうございます!サポートは様々な活動に役立てさせていただきます。 Twitter https://twitter.com/satoshoco