芸歴２０年目で発声法を変えてみた件

もともと共鳴腔の操作は苦手なほうではないと思ってはいたのですが、今年になって歌唱法だったりとかを詳しくみていくうちに 『いっそのこと、発声法変えてみるか』 と思うようになりました。 加齢とともに筋肉量やら呼気量やらが変わります、鍛えていない筋肉は衰え…低きに流れる水の如く楽な出し方で音を発するようになるのです。 これはいかん。 呼気量の衰え、身体の緊張や凝りによってできるパフォーマンスはどんどん下がります。 いまのうちから対象しとかんと今後１０年、２０年と続けていこ

モノ作りの基本は料理なのではないか説

最近自分の中で、演技を料理に例えるのがブームなんですが… まあ、ぶっちゃけ料理じゃなくてもいいのですけれど。 それを言ったらめんどくさい事になるので今回は料理で話を進めます。 何かを作る　ってなった時に、その『なにか』の部分ってすごく大切ですよね。 この目的にあたるところが料理だと【レシピ】だったり【製法】と言ったりします。 まあ、これがないと話が始まらない。 身内にしか出さないとか、サイアク自分だけが食べられればいいやとかならなんでもいいんですが…レシピ通りに完成し

なんで声優になりたいの？

なんで？なんで？ 演技で感動させられるような人になりたいから 声優じゃなくてよくない？ 舞台や映像でもそうだけど、作品って全部がぜんぶ感動させられるような科白ばかりじゃないけど、感動させられるような科白もらえなかったらやらないの？ いろんな声で表現したいから 声優じゃなくてよくない？ 声優の仕事はモノマネ師じゃないから、いろんな声が出ることが目的じゃないんだ。しかもいろんな声を出せる事で役が定着しないかもしれないし、広く浅くやってる事で競合もたくさん意識しなきゃいけな

センスの話

最近のワークでよくこの話になるので、noteに備忘録。 ラボ民のふーみん　こと文山くんがnoteに興味深い記事を投稿していたのでつい記事を書きたくなってしまった。 センスとは何か。これは主体性を求められる俳優のみならず、現代社会に生きるものは常々、他者比較に苛まれているのだから誰にでも当てはまる悩みなのではないかと思う。 星野も昨年 こんな記事を書いていた。 個の性質が個性である。 何が好きで、何が嫌いで、どんなものに興味を持ち、どんなものを善いと感じるか。その積み重

怒る

怒るって動詞じゃん？これと感情の怒りを混同してる事がおおいんじゃないかなーという話。 感情には段階があってけしてひとまとめにはなりません。 無意識 気づき 興味 蓄積 表出 爆発 と、様々な段階があります。 表出までくるのはなかなかレベルが高いアクションなわけですが、これは個人差があっていわゆる怒りやすい人なんてのはこの段階が少ないのかしら…なんて思ってしまいますね。 感情はひとつで完成するわけではなく、単なる怒るにしたっていろんなルートを通って表出までたどり着くわけ

守破離

離れてみて初めてわかるモノってあるよね。 学びも、愚直に守るだけではなく、疑問を持ち、離れる事によって自分形の再構築をしないといけんよなぁ…と考える今日このごろ。 あけましておめでとうございます。 本年もゆっくりではありますが、記事更新をしていきたいと思います。 iPad Pro買ったのもあり、使い方やらなんやら遊んでいたらいつのまにか２０２１年も１週間経ってしまいました。はやいね。 今回の記事は、まあ表題のとおり 守破離 についてです。 なんでこのタイミングで守

体調不良と現状について

いつも応援ありがとうございます、星野です。 スタッフの皆様、出演者の皆様、配信をご覧になられていたファンの皆様。二日間、お疲れさまでございました。 参加をとても楽しみにしていた… 体調不良により、参加を断念いたしました。 なんでこのタイミングで…という思いしかないのですが。 前日までは普通に仕事もしてましたし、年末進行もそろそろ始まるということで体調管理には気をつけていたつもりなのです。 しかしながら、１２日の深夜３時頃に寒気を感じまして検温したところ 38.9度。朝まで

いつまででもやりたい仕事

仕事への向き合い方ってひとそれぞれではないかとは思うわけですけれど、今回は時間ってリソースだよねっていう話です。 たとえば、星野の業界でもありますけれども… 『いつまで夢みているのか問題』 なにぶん不安定な仕事ではありますから、知り合いの将来とかを彼、彼女なりに考えた結果出てきた優しさだというのは…まあ理解できるのですよ。 知るかと。 やりたいなら好きにやらせてやれよと。 まあそこから今回の疑問に繋がるわけなんだけれども、当人が結果仕事に繋がらなくても道を諦めない

先日のぐらぶるTVちゃんねるのオフショ

VORPAL INSID WATCH #5

VORPAL INSID WATCH 第５回です。 今回は ・キャラクター愛について ・主にガン×ソードのヴァンの収録話 このあたりをメインに話しています。

大蛇薙と八酒杯

先日の 配信は今日までですね。 古のDJStation民の星野といたしましては、実に楽しくアーカイブを拝見いたしました。 今回のnoteは、備忘録的な雑感を記して行きたいと思います。 いちおうネタバレ含むので、その覚悟ができた方のみお進みくださいな。 ↓ ↓ ↓ ↓ まずは開演前…機材関係でいろいろ。 コメントには、京と庵が対戦してるとか、機材ちゃんがいつの間にかＳＳＲに昇格していたりとか、なかなか楽しい解釈が多くてありがたい限り。 配信とはいえ、収録でないラ

祭りのあと

2020/11/22（日）に開催された KOFG 1st Live「Fighter’s FESTIVAL ! ～1周年だぜ、マネージャー！～」 ご視聴いただいた皆さまありがとうございました。 声優になって20年…仕事で…パフォーマンスで歌唱するのって実は初めてなのではなかろうか（追記アリ）。それがＫＯＦ関連、しかも八神庵の歌と草薙京とのデュエット曲だなんて嬉しさと誇らしさでいっぱいです。 楽しんでいただけたかな、満足できる内容だったかな、考えだしたらキリがありません。