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昭和50年生れの自動車教習所日記 ②

こんばんは俵省太郎です

仮免許試験が終わりホッと一息と言いたいところですが、学科試験はまだ結果が出ておりません。

仮免許試験とは、
教習所内での学科講習と技能講習を全て終えた者が、基本的な運転技能と運転に必要な知識を持っているかを確認する重要な試験であり、合格しないと次の段階の授業や路上講習などを受講することができなのです。

試験は技能試験学科試験の2つがあります

技能試験

まず最初は技能試験からスタート。時と場所によって違いはあると思いますが、今回は10名程の受講生が集まり試験を開始。
仮免の技能試験は、技能講習で使用していた教習所内のコースを使って行います。私が通っている教習所では3名ずつのグループに分かれたあと、まずは2名が教習車に乗り込み、助手席の教官からの指示に従い所定のコースを回ります。
道中には、進路変更や一時停止場所、坂道発進、踏切での適切な動作、ハンドルさばきと運転感覚が試されるS字カーブや、直角90度の狭い曲り角(クランクという名称)の難所があり、それを如何に安全かつスムーズに通行できるかを教官にチェックされるのです。

注意力の底上げ

ちなみに私は、入校時の適正テスト注意力が最低評価のEだったこともあり、当初は自分自身大変不安に感じていました。
ですが不安に押し潰されること無く、日々の生活の中で注意力を鍛え上げていました。そして、その努力が実り、あの鈍かった注意力が光り輝く研ぎ澄まされた無敵の注意力へと変貌したのです

注意力E 
街中では女性の尻、または惣菜売り場のカニクリームコロッケしか注視しない、いや、できないというのが正しい表現か

かもしれない運転、を超えた、かもしれない行動


まず、徒歩で買い物に出掛ける際の路上であっても、

  • 車道を時速300キロで暴走するF1カーが来るかもしれない歩行、で常に神経を尖らせ

  • 曲がり角では、木刀を突きの姿勢に構え突進して来る小学5年生がいるかもしれない

  • 背後を歩いている杖をついた老人が前のめりに躓いた拍子に杖が尻に刺さるかもしれない

  • タクシーから降りてきた清原和博が振り向きざまにジャンピングニーをして来るかもしれない

  • 殺気立ったIKKOが路上であの頃のように目下の者を怒鳴りつけているかもしれない

  • 三浦瑠麗があのことについての記者会見をいつもの表情で行うかもしれない 

  • 旦那の着ているTシャツにジョーカーの顔が描かれているかもしれない

  • スーパーマーケットにて大好物の菓子ヨーグレットミニが売り切れているかもしれない

のような様々なかもしれないを想定しながらの生活は過酷極まりなかったのですが、その甲斐あって、かもしれない運転は自然に体に身に付き、今現在の私の注意力は最低ランクのEからとてつもない成長をしているに違いありません

360度確認よシッ!


※技能試験のクランクで後輪引っ掛かりパニックになりましたが、無事に切り抜け、技能試験はギリギリ合格しました



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