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なかむらたまごが面白すぎる件

こうやって恋愛関係の本を読んでいるとレコメンドやらなんやらで次々面白い本を見つけてしまう。おかげさまで女子より女子向け恋愛本に詳しくなってしまうのだがもう手遅れだろうか。

今回紹介するのは「なかむらたまご」氏というツイッタラーのエッセイやそのコミカライズ作品である。いずれの本もかわいくない・貧乳・金がない・若くない・彼氏いないの自称五重苦のなかむら氏のモテなさすぎて可哀想になる(けど笑ってしまう)日常を楽しむことができる。日々を綴った著者のフォロワーはなんと10万人。みんなすでに知っているのではなかろうか。私もアカウント名は記憶になかったが、なかむら氏のツイートはリツイートした経験がある。

さて、こちらがそれらの人気爆発ツイートを書籍化した第1作。電子書籍限定だが安いので手に取りやすいのではなかろうか。現実の傑作ツイートを列挙しつつ作者のコラムが挿入される構成である。

続いて紙の書籍として発売された第1作。こちらはツイートから話を膨らませて解説しているので、前作と重複する部分も多いが書き下ろし(のはず)も多い。面白い非モテネタを書くツイッタラーは数多いが、なかむら氏のウリはなんと言っても巨乳VS貧乳の争い(というか嫉妬)。透明なガラスにぶつかっても巨乳は顔じゃなくて胸が先に当たるためノーダメージ(取りあえず顔面は)というのを読んで「すごーい」と素直に感心してしまった。男は貧乳の苦しみも巨乳のつらさもわからないからなぁ。まあほとんどの男は巨乳が好きだけど。

などとネタでもあまり言ってはいけない。自分の貧乳をネタにする女性は(個人の感想だが)人から貧乳をネタにいじられるとガチでへこむ印象がある。貧乳を持ちネタにしていた元カノは交際前は「ちょっと〜!」とか言って笑っていたが、交際し始めてからは半泣きになっていたのでもう女の子の貧乳自虐ネタはスルーすべきなのだなと思った。まじですみません。

余談だけどこの本の元ネタツイートを検索しようとして「なかむらたまご」と検索したらおすすめフォローアカウントにその元カノの名前が出てきて申し訳ない気持ちでいっぱいになった(ケンカ別れしたし今もよく思っていないけどなんかごめん)。

そしてこれが前2作のコミカライズである。まさかの作者(主人公)イラストがうさぎに!? 他のキャラクターは基本的に人間なのだが、同僚に設定変更された幼馴染みの巨乳ちゃんのイラストがかわいい。というか「巨乳ちゃん」って他に名前なかったの? とか思った。


私もアラサー独身であるし、こういうモテないネタは大好きなのだが、非モテ男子のそんな本よ出ていないものだろうか。私もこういうの書けたらなぁと思ってしまう。私も20過ぎるまでまったく女子に相手にされなかったしネタならあるよ〜はっはっはっはっは(渇笑

自らマジレスすると世間的に男のモテないエピソードはイタすぎて話にならないのだろう。なんかすみません。

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