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「プロジェクトPOS―ある事業部の挑戦」を読んで

先月、お亡くなりになられた藤子不二雄A先生の作品「プロジェクトPOS―ある事業部の挑戦」
 今も続くパナソニックサイクルのオーダーシステム。その、歴史ある画期的なシステムの誕生秘話を読みやすい漫画形式で描いた名作です。

ロマンを目標にしたプロジェクトに人は自発的に参加する!社員一丸となって開発した生産販売の革命的システムを描く迫真のビジネス漫画。

 残念ながら絶版のため、プレミア価格が付いてしまっています。私は運よく1700円で購入できました(それでも当時の定価980円より高い)

 で、感想ですが、「まず決断する」ことの大切さを感じました。作品中に様々な課題に直面しますが、それらはすべてこの事業をやると決めたからこそ見つかった課題です。
 よく、永遠に準備をしている会社や個人がいますが、やろうかなと思っている段階で想定される課題と、実際にやるとなった段階で発覚する課題はかなり異なります。
 準備中毒になって消耗するより、やると決めてすぐ動いた方が、成功するにしても失敗するにしても結果が出るのがはやいんじゃないかなと思いました。

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