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馬鹿で無知だからできることもある

ネットニュースで20代独身男性の約4割「デート経験なし」、約7割「配偶者・恋人いない」という記事を見ました。
 なかなか、衝撃的な統計結果になっていますね。少子化も加速するわけだ。

 これって原因は情報の氾濫があるのでは?とふと思いました。SNSに別れ話のLINEのスクショが流されたり、男女の修羅場の動画も山ほどあります。デートに誘ってきた異性を「身の程知らず」と嘲笑するような投稿なんかもありますよね。ざんねんながら…。
 こういう情報があらゆるところに転がっています。もはや恋愛に興味なくなったアラフォーおじさんの私にすらそういう情報が飛び込んでくるわけで、それらに興味津々なお年頃の若者はなおさらでしょう。

 失敗例に学ぶということは重要ですが、あまりにも失敗例を見せられるとチャレンジする気力を失ってしまうのではと思います。不確かな成功よりも確実な失敗のほうが怖いものです。
 じゃあ、成功例はと言うとこれまた、再現可能性がなかったり、真似できないレベルの大成功だったりすることも往々にしてあり、これ自分には無理だなと思うこともあるのかもしれません。
 ということで、成功は自分には程遠く、失敗は身近で手痛いもの。そうなれば敬遠されるのもむべなるかな、であります。

 私が初めて女性をデートに誘ったとき、告白した時、断られたらどうなるか?とか考える頭もなかったですし、女性に振られるとはどういうことか?という経験を持った知り合いもほぼいませんでした。だからこそ行動できたのかなと振り返って思います。

 初めて開業した時も失敗したらどうなる?とか考えていませんでしたし(やばすぎ)周りに起業した人もしませんでした。結果、貧乏時代に突入しますが、ダメージ少なく済んで助かりました。事前にこうなるよって言われてたらやっていたかは分かりません。

 上記二例は悪く言えば、当時の私が無知で馬鹿だったからチャレンジできたわけで、成功確率は低いよとか失敗してひどい目に遭うぞとか周りから言われまくっていたらチャレンジできたでしょうか?

 起業失敗談とか恋愛失敗談とか、多すぎる情報は人間に挑戦する気力を失くさせ、不幸にしていくのかもしれません。


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