ShoanTheCat

東京の会社でCAEに従事する技術者。 CFDを中心に技術習得関連の備忘録として。

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最近の記事

VM 仮想ハードディスクの容量拡張

Virtual BoxにUbuntu22.04をインストールしてますが、初期設定でストレージをてきとーに設定してしまったため、あとで拡張作業する羽目になりました。 バックアップをとっとこハム太郎作業する前に、起動している仮想マシンはシャットダウンして、バックアップを取っておきます。 該当OSを選択して、三本線→スナップショットを選択します。このパネルの羊マークのクローン(テリーじゃなくてドリー)でコピーします。 スナップショットがある場合はスナップショットを選択してクローン

    • OpenFOAMv10インストール

      DEMとの連成解析を行うため、OpenFOAMv10をインストールしました。バージョン選定は単にDEMソフトの開発元が推奨しているものを使いました。 今回の環境は以下の通り Ubuntu22.04 (Virtual Box使用) OpenFOAM v10 ダウンロードファイルを入手OpenFOAM.orgのページでソースファイルを取ってきます。このときの最新verである11はすぐに見つかるのですが、v10を掘り出してくる必要があります。これがちょっとわかりにくいのです

      • Cloud LaTeX インラインで画像挿入

        手順書をLaTeXで作成することが多いのですが、アイコンの画像を文章中に埋め込みたいことがあります。 なんて検索していいのかわからずちょっと手間取ったので、備忘録として。。。 ここではCloud LaTeXでコンパイルしましたが、スタンドアロン版でも通用するかと思います。 上記はワードで書きましたが、LaTeXでは以下のような記述を文中に挿入します。 \includegraphics[height=12pt]{figures/savebotton.png} 画像の大きさ

        • Cloud LaTeXで分割ファイルを管理する

          LaTeX文章が長文になるとき、章ごとにファイルを分けて編集すると便利です。ここでは、Cloud Latexを使った複数のLaTeXファイルを管理する方法をまとめました。 ※Cloud LaTeXはアカリクさんが提供するTeX Live 2022 frozen(最終版)でコンパイルされるLatexサービスです。 構成としては、親になるLaTeXのファイルがあり、ここに子にあたる各章のLatexファイルを読み込む形をとります。 方法としては、\inputや\include

        VM 仮想ハードディスクの容量拡張

          【計算力学1級単相流】FlowSimulationで解いてみた#1

          計算力学技術者の試験(熱流体1級)勉強をしていたとき、実際に解析ソフトで計算したらどうなるんだ?と思ったことがあったので、やってみました。 今回はSOLIDWORKS FlowSimlationを使っています。 問題 上部の円管内に流体が流れていて、左右の液柱高さの差から上流と下流の圧力差を測定するのがマノメータというやつです。ここでは、液柱高さ差hを計算で求めてみます。 理論で解く 静水圧のつり合い式 $${P_A-P_B= \rho 'gh-\rho gh-\

          【計算力学1級単相流】FlowSimulationで解いてみた#1

          VirtualBox共有フォルダの代替

          VBで共有フォルダを作ることをあきらめた。 WindowsのホストOS上に、VBでUbuntuを何度か入れました。はじめにやることはやっぱり共有ボックスをつくること。うまくいけばゲストOSのデスクトップにフォルダが表示されるはずですが、作れない。試した設定は、 ネットワークはブリッジアダプタ 光学ドライブの挿入し直し、再起動 自動マウント アクセス権は完全 あるいはUbuntuのデフォルト共有フォルダ/media/sf_shareは作られても、そこに須藤さん(su

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          計算力学技術者 熱流体力学分野 1級合格のためにやったこと

          受験するか迷ってますか?熱流体1級には3つの分野があります。 単相流 混相流 燃焼 合格率は毎年50%くらいでちょっとひるむ数字です。以下は機械学会が公表している熱流体1級のみの合格率です。 2022 50.4% 2021 53.6% 2020 実施なし 2019 52.9% しかも2級と異なり記述問題を含みます。 単相流は2級の延長的な内容なので、もっともとっつきやすいのではないでしょうか。大きな違いは圧縮性流体を含むことです。 混相流は気液2相流だけでなく、DE

          計算力学技術者 熱流体力学分野 1級合格のためにやったこと