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残業の正体の話

今日は平凡なサラリーマンの僕がが中小企業にいて感じる、
残業の正体についてお話しようと思います。

結論から言います。

残業の正体は【意識の低さ】です。

何度も言いますけど、「時間って寿命」なんですよ。

1秒ずつ、僕らは確実に死に近付いてます。
その事実になかなか気づかない。
気付いても日常の忙しさですぐ忘れます。

身近な人、大切な人が亡くなった時、
僕はいつも改めて思い知らされます。

こんな風に冷たく、動かなくなり、肉体ごと燃やされて骨だけになる。

そうなるまであとどれだけの時間があるのだろうかと。

お金持ちになろうとか、成功しようとか、
独立しようとかじゃないんですよ。

ただ、日々の時間を何に使うべきなのかと。

疲れた顔をして、満員電車に乗り、
頭の中ではマイナスなことばかり考えながら。
日々の業務に追われて、また電車に乗って、
家に帰ってきては疲れたからとお酒やテレビに浸って。

それを「幸せ」と感じれるのならそれは否定しません。
人の価値観は様々ですから。

仕事が好きで、誇りを持って、楽しめているなら、
「時間外労働」を【残業】なんて言い方もならずに、
「夢中になってやりすぎた」となるだけです。

まぁ、否定する権利も、間違っていると批判する資格も私にはありません。

でも、時間に追われてばかりいて、
幸せを感じることもなく日々を生きている。
そんな現状に納得出来ていない人はいるんじゃないですか?

ただ待ってくれよと、
残業しないと生活ができないと、
給料が安いからと、

色んな思いや立場や状況があるでしょうし、僕は分かりますよ。
そんなん「言い訳」とか言いません。
いつぞやの「手取り15万円問題」の時のホリエモンみたいに
頭ごなしに批判はしません。

でも1つだけ。最近自分にも強く問いかけているコトがあります。

今の会社に入ることはを決めたのは誰なのか?
今の会社に今日も出勤しているのは誰なのか?
転職、勉強、趣味、家族との時間を作れないのは誰なのか?

全て「自己責任」だと思います。

昔、僕は「人殺しブラック企業」にいたこともあります。
本当に命を軽んじていた会社でした。

でもそこに入ったのは自分です。
辞めたのも自分です。
これまで転職を繰り返したのも自分です。

でもあの時こうしてたら、続けていたらとか、無駄な議論です。

大切なのはいつだって「これから」です。

定時で帰る宣言をしたら、
上司に怒鳴られるかもしれません。
降格、減給があるかもしれません。
居心地が悪くなるかもしれません。


現に僕はもう嫌われています。
まぁまぁ、ガチ目な話です。ほんとに。

今の職場も、「昔は営業は職場で段ボールの上で寝てた」とか、
そうゆう程度の低い武勇伝が未だに流れてくる会社ですから。

でも本当に「自分が何を大切にしたいか」です。

残業を減らしたい。
なら日々の業務を改善しないと。

会社が帰らしてくれない。
なら説得するか辞めるしかない。

転職する勇気が、今の生活が。
なら転職しないで今の会社にいたらいいです。

何かを得るには何かを犠牲にしないといけません。

良い大学に入るなら遊ぶ時間を塾や家庭教師など、
勉強に費やさなければなりません。

友達と楽しく毎日遊んでいたいなら、
勉強する時間を犠牲にしなければなりません。

良いとこ取りなんて出来ませんから。

両方取るならそれはそれで苦しい道です。
また、楽な選択は何も得られない選択です。

【残業を減らしたい】

残業したくないという人は
明確な意思と覚悟をもって選択をしていないだけです。

取捨選択はいつだって誰にだって与えられている権利です。
赤ちゃんの頃に、誰に抱かれて笑うか・泣くか、
記憶にないかもしれませんが、あなたも選択していたんですよ。

残業を減らしたいという方。

まずは効率化のハウツー本の前に、
自分に問いただしましょう。

「残業を減らす目的は?
残業を減らして帰社後に何をするのか?
残業を減らすために何ができるのか?
残業を減らすことによる不利益を受ける覚悟があるのか?
全ては自己責任だと言い切れるのか?」

この問いに迷いなく答えられることが
あなたの残業を減らす本当の意味での第一歩です。

繰り返しになりますが、
残業はあなたの【意思の低さ】が全てです。
その仕事を好きで、誇りを持ち、楽しめていたら残業は残業ではなくなります。

嫌だと思っていることに全力で立ち向かう。
あるいは逃げる勇気を持つ。

この話がきっかけになれば嬉しいです。


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