「総合的な探究の時間(探究学習)」を活かした大学選び【小論文.comの受験情報】
「総合的な探究の時間(探究学習)」とは、2022年度から高校のカリキュラムにおいて開始されました。文部科学省の公式サイトによると下記を目的に導入されています。
予想するのが難しいこの時代に、臨機応変に対応できる探究的な考え方を身につけ生き抜いていくために、実践的に役立たせることを目標として思考力や表現力などを育成していくわけですね。
この「総合的な探究の時間(探究学習)」を活かし、大学選びができるのをご存知でしょうか。この記事では、「探究学習」を評価した大学入試の一部をご紹介します。
なお、「総合的な探究の時間(探究学習)」を活かした大学選びについては下記の記事でもご紹介しております。↓↓↓
関西学院大学『探究評価型入学試験』
高等学校もしくは中等教育学校での「教育課程内の授業」もしくは「正課外活動」にて、高校入学後の「探究活動」に取り組んでいる、もしくは取り組んだ人を対象とした入学試験です。
総合的な学習や探究的な学習を通して「⾃ら課題を発⾒し、学び、考え、主体的に判断」し「よりよく問題を解決する資質や能⼒」を持った学びができる人を求めています。
※詳細は入学試験要項をご確認ください。
桜美林大学『探究入試Spiral』
2022年度より新しくスタートした『探究入試Spiral』。2023年度には、新たに2つの方式が加わり、下記3つの方式となりました。
探究学習を活かした『探究入試Spiral』には、3つの特徴があり1人1人の個性や考え方に合った入試方式を選択することが可能です。
※詳細は入学試験要項をご確認ください。
奈良女子大学『探究力入試Q』
奈良女子大学では、総合型選抜探究力入試『Q』を設けています。『Q』とは、「探究」の「question」と「quest」を指す『Q』で、ただ単に答えを出すのではなく、自分で考えて問いを立てて解き明かしていけるような人を求めています。
探究力入試『Q』の3つの特徴としては、
選抜方法は下記の通り。
※詳細は入学試験要項をご確認ください。
大阪樟蔭女子大学『探究学習評価型入試』
大阪樟蔭女子大学では『探究学習評価型入試』として、高校3年間の「総合的な探究の時間」の授業を通じて、課題をどう捉え、考え、行動し、学び、成長したのか、経験を活かして入学後にどう活かしていくのかを提案書類やプレゼンテーションで評価する方式です。
出願登録時の提出書類は下記のとおりです。
※詳細は入学試験要項をご確認ください。
静岡産業大学『探究プレゼンテーション入試』
静岡産業大学経営学部では、総合型選抜『探究プレゼンテーション入試』を設けています。
プレゼンテーションは「発表+質疑応答」で構成され、面接試験も兼ねており、発表時間は8〜10分です。テーマは任意ですが、本学経営学部の学びと結びついているものがより理想的。また、プレゼンテーションでは探究のレベルだけでなく、テーマ設定、発表技術、資料の出来、質疑への対応などが総合的に評価されます。
※詳細は入学試験要項をご確認ください。
小論文.comでの対策
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