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自分なりのメンタルの立て直し方

メンタルがぐちゃぐちゃになってしまった時って、立て直そうと思ってもなかなかうまく出来ないですよね。

投資をする上で、どこで、どんなタイミングで売買するかっていう手法を確立することはもちろんですが、損失になった時、利益になった時でも揺らがないメンタルが手法以上に大切だと思っています。
利益に舞い上がってしまうようでは、無茶なトレードをしてしまう可能性がありますし、
損失に恐れすぎると適切な場所でトレード出来なくなったり、取り返してやる!と熱くなって無茶なトレードをしてしまう可能性があり、
メンタルコントロールをしっかりやっていかなければまず損します。

去年はドル円のFXを主に取引しておりました。
去年はかなりのペースで円安が進み、日銀による円買い介入などがありましたので、めちゃくちゃレートが動きました。
30秒で数万円の損益が動くような環境でトレードしてましたので、私がもしも初心者の頃だったら大変なことになっていたと思います。
投資歴8年の私でも、さすがに1日で8万円なんてのはとんでもない額ですので、平常心でいるためにかなり努力した部分はありました。

そんな中で、メンタルを安定させるコツのようなものを見つけたので、それを書いていきたいと思います。

セルフメンタルコントロールに必要なこと

①メンタルが崩れる要因を知る
②自己分析
③余裕を持つ
④余裕のある人に手伝ってもらう

メンタルが崩れる要因を知る

私は自分のメンタルに影響を及ぼす強さは
外部刺激✖️自分の受け取り方/余裕の器
であると考えています。
外的なストレスが大きいとそれだけ影響は大きくなりますが、自分の受け取り方次第で、外的ストレスが大きくてもさほど動じなくなるという意味です。

例えば、
ブランド物をたくさん持っているということを自慢されたとしても、自分自身が「ブランド物を持つことに価値がない」と考えていれば、はぁ…(何を無駄遣い自慢してんだこいつ?)とノーダメージですよね。

ストレスを感じてしんどいなぁと思った時には、
外からのストレスが大きいのか、自分が過剰に受け取りすぎているのか、
状況を分析することが大切です。
外的なストレスはなかなか変えるのが難しいため、外的なストレスが大きすぎると判断できる場合は、その環境を捨て去ることがベストな選択となります。
環境を変えるという選択肢もありますが、かなり労力を使いますので、
そこまで労力を割いてやることなのか、労力を割かなくても変える方法はあるのか、
コストに対するリターンをしっかり考えて行動する必要があります。

自己分析

前項で状況分析をしました。
次に自己分析が必須です。
自分はどういうことに対して、過剰に反応してしまうのかということを知りましょう。
この工程は平常時はなかなか難しく、ごっそりメンタルが削られた際にしかわかりません。
しかしながらメンタルが削られている時に他のことを考えたり、前向きになることは難しいので、何らかの方法で復活できた時に振り返りとして行っておくのが良いでしょう。
ここでの自己分析はできる限り深く自分を掘り下げる必要があり、
「〇〇が嫌だったから」で終わるのではなく、その一歩先、なぜ自分は〇〇が嫌なのかというところまで最低でも考えましょう。
その〇〇がどこのどんな人に聞いても嫌な事なのか、自分だけが嫌と感じるのかでは大きな違いがあり、前者は人間の本能に由来する物(ゴキブリはキモい→虫は感染症を運んでくるため人類の生存過程で忌避するようになった)、後者は自身の経験による物(過去に何らかトラウマがあったのか等そのように感じる経験があるはず)だからです。
嫌と感じる理由が見つかれば、それは考えすぎだと思えるのか、絶対に許せない自分の芯であると思うのかが見えてくるはず。

余裕を持つ

外のストレスは変えられない。自分の信念も曲げたくない。そんな場合でも、自分自信が余裕を持つと緩和できます。
そのために、私は常に複数の選択肢を持つようにしています。
プランが一つしかなければ、それがダメだったら終わりですし、失敗しないようにというプレッシャーから余裕はどんどんなくなっていくでしょう。
しかし複数の選択肢を持つことで、これがダメなら他にやりようがあると思えますので
余裕の幅が広がります。
泥舟を必死で守ろうとする同僚を見つめながら、一応自分も泥舟を守ろうとするけど、ダメだったら救命ボートで逃げようと準備しておくんですね。
余裕がないと視野も狭くなり、考えも浅くなってしまうので、余裕を持つということは何においても大事です。

余裕のある人に手伝ってもらう

自分自身でメンタルコントロールが出来ればいいですが、そこまで上手く客観視できない場合は、他の人に手伝ってもらうという方法が良いです。
自分が抱える悩みなんて、正直他人にとったら、しょーもないことだったりするので、結構冷静な目線で話をされる場合が多いです。
共感を求めて話をすると、冷静な話をされると「この人は何にもわかってない」という気持ちになってしまうでしょうが…
そもそも物事の解決に共感とかいうのは無駄ですからね…
その場では気分が晴れたような気になるかも知れませんが、問題は解決していないので、またすぐに落ち込みます。
言わば、時間制限付きのバフみたいなもんです。
なので、他人の力を借りる際は、冷静な人は自分の悩みについてどう思うのか?という視点で話してみることが大事です。

私は
利益確定した株がさらに伸びていった時というのが、「売り時間違えた!もっと持っていたら!」と後悔する気持ちが湧き上がってしょうがない時があります。
その時に、妻へ「利確した株が伸びていって、売り時間違えた」って言うんですけど、
妻はいつも「へー、まぁ、しゃーないやんそんなん、未来わからんし。てか利益ならよくね」とか言ってきます。
あぁ、確かに
って高ぶる気分に冷や水ぶっかけられたように平常心に戻るんですよね。
これが「持ってたら〇万プラスやんやばー!」みたいに共感されたら、いっときは盛り上がるかもしれないですけど、その後ずっとその銘柄追っちゃいますからね。
よくないですよね。

まとめ

感情に従って行動してしまうと、変な方向に勢い付く事もありますので、大切な決定は平常な心を持ってやっていくことが大事です。

余裕がなくなると、精神の不調をきたす事は、統計データでも示されております。

自分自身の内面を知り、自分の置かれた環境を知り、常に選択肢や逃げ場を持つことで、かなり余裕を持った心で過ごすことができるようになりますので、みなさんも自分に合った社会への適応方法を見つけてみてはいかがでしょうか。

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