麺、音楽、2023年振り返り

つけ麺だと、スープは魚介などのドロドロのものが好き、麺は芯のあるような極太のが好き。音楽でもそういうものが好きだなと最近気づきました。とにかく味が濃くって、わかりやすくて、でもゴリっと芯というか毒のあるやつ。でも大味だったり油分が多い、余剰物が多いのは胃もたれするしやや苦手(でもスリップノットは案外好き)。ラーメンでいえば、薄味のしょうゆの細麺などは自分に合わない。音楽だって、細かな音のテクスチャなんて自動車のエンジン音にかき消されてわかんないように。最近地元にできたラーメン店は、どうやら飲食とか美容とか不動産とかもやってる某ベンチャー企業によって経営されているらしい(笑) そういうジギョウとかセンリャクとかが見えてしまう感じも食欲が下がるな。スープに合わないのに紫玉ねぎやレアチャーシューが乗っているし。ラーメンしか食べてないラーメン評論家の味覚もまた信用できないけど、それでも「ラーメンが一番好き!」って感じじゃない方が作ったラーメンを選んで食べようとは思わない。でも写真はとびきり見栄えが良くて美味しそう。そういうのとは真逆の、人目にはつきにくいし見栄えも特段良いわけではないけど美味しいものも選びとる審美眼(≒食欲)を持ちたい。いつでも誇大広告やポルノやノイズはこちらに語りかけてくるけど。だから《TURN》の年間ベストに載り損ねたアルバムやここでの5曲に選び損ねた楽曲にも、選ばれている作品と同じかそれ以上の愛を私は持っているし、そういう作品こそ積極的に話題にしていきたいものですね。相変わらずTwitterはできなかったけど。とにかく2023年も総合評価はなんだかなって感じですが、Dr.ハインリッヒとハイツ友の会と江戸マリー角井さんと小顔マスクマンママのおかげで辛うじてハッピーハッピーでございます、ありがとうございます。


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