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【アメリカ大陸縦断記 Day129🇵🇾🇧🇷】歩いて国境を行き来/躾とは

2/6(月)

朝まずは知り合いの日系人がやっているというパン屋へ。日本語とスペイン語のミックスで話していて、これぞ本物のバイリンガルという会話を目の当たりにした。そんなに大きくない町でも日系人の知り合いが何人かいるようで、パラグアイ・ブラジル共に想像以上に日系コミュニティが大きいと感じた。

カレーパンは日本の味

その後はジミーがオーナーをしているお店へ。ひとまず辺りをぶらぶら歩いていて、ブラジル代表のユニフォームを買いたいと思いサッカーのユニフォームが飾られている露店に入った。店主に色々見せてもらった後、一番メジャーな黄色のものを買った。「どこから来た?」と聞かれて「日本から来た」と答えると、「なんでそんなにスペイン語が上手なんだ!」と言ってくれて、「日本人なのにスペイン語めっちゃ上手いぞ!」と嬉しそうな顔をしながら近くにいた息子を呼んだ。アニメの影響で日本に興味を持っている人が多く、彼も日本語を少し勉強していると言っていて、日本について興味津々の様子で色々質問してくれた。彼はパラグアイ人だがポルトガル語も話せると言っていて、国境の人はほぼ全員がバイリンガルですごいな思った。もし日本が韓国や中国と陸続きなら、国境近くに住む人はバイリンガルなのかな?とふと疑問に思った。

店に戻るとジミーは大音量でパソコンのゲームをしていて、たまに客が来たら対応する形だった。他の店を見ても基本的に店員はケータイをいじっていて、客が全然来ない時でもビシッと立っていなきゃいけない日本が息苦しいなと思った。

家はブラジル、勤務先のお店はパラグアイにある

買ってきてくれたお昼ごはんをお店で食べた後、輸入量が世界一というショッピングモールに連れて行ってくれた。特にワインコーナーには世界中のワインがあって見ているだけで楽しかった。

19時くらいまで店にいた後、帰宅途中にレストランに寄って夜ごはん。牛肉のセットを頼んだが、ニンニクとマヨネーズのソースが特においしかった。

ブラジルの肉おいしい

ケビンがごはんを食べないでいると「食べなさい!」と強い口調で言われていた。昨日今日とこんな感じで強く怒られる場面を多く見てきて若干ストレスだった。ケビンは今日だけでも「アイス食べたい」「お菓子食べたい」と常に駄々をこねていて、それに対して強く叱りつけるだけで響いている感じはしなかった。

車の中で「見て見て」とケビンが両親に言っても、めんどくさいからか二人で会話を続けて無視する場面が結構あって、ケビンの相手をしてくれるからという理由で今回自分を誘ったのではないかと思うと少し残念な気持ちになった。

帰ってからは疲れていたのでビールを飲みつつダラダラしていた。明日は4時半に出発するのにすでに12時近く。重い腰を上げてシャワーを浴びてきて今は日記を書いている。おやすみなさい。

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