【アメリカ大陸縦断記Day62🇨🇴】ホストファミリーとの別れ 再び1人旅へ
12/1(木)
朝ごはんを食べてからパッキングと部屋の掃除をして、これまでのボランティアが感謝のメッセージを残してきたノートにメッセージを書いた。最初は何を書こうか考えていたが、家族1人1人との思い出をふりかえながら書き始めるとペンが止まらなかった。日々の小さな出来事や何気ない会話がとても素敵なことだったんだなと実感した。
お昼はチキンとポテトで、最後の食事ということもありお腹いっぱいになるまでたくさん食べた。14時前に家を出発。マックスは朝から出かけていたので先に別れの挨拶を済ませていたが、トーリーと他の家族とハグして別れた。バスターミナルに向かう途中、ルイサと売店に寄ってSIMカードを20日延長してもらった。バスターミナルに着くとちょうどバスが到着していたので、アンパロとルイサとハグをして、ちょうど始まった日本とスペインの試合の幸運を祈ってバスに乗り込んだ。
バスは満席で途中で乗ってきた人の座席が無いというハプニングがあったりしつつ1時間ほどでビジャビセンシオに到着。引き続きボゴタまで行くケイティと別れて降り、その場でタクシーを拾った。交通量の多さも街のぐちゃくちゃ感からも都市に来たことを実感。日本対スペインの試合で日本がリードしていると聞いたので勝利の瞬間をなんとしても見届けたいと思っていたが、それとは裏腹に道は渋滞していて早くしてくれと心の中で訴えていた。
ホテルに着いてすぐにパソコンを取り出し、スタッフのおばちゃんが受付でパスポートを見ながら色々と情報を書いている間にVPNを繋いでAbemaにアクセスすると後半のアティシュナルタイムだった。受付が終わるとパソコンを開きながら階段を上がり部屋に入った。ベットに寝転びながら日本が勝利する瞬間を迎えて興奮した。
サッカーの余韻にしばらく浸った後、銀行で現金を下ろすために外に出た。どんよりとした曇り空で道路や建物はボロボロ、ゴミも散らかっていて治安が良くないことを本能的に察したので、銀行に行くのは諦めて露店でエンパナーダを買ってすぐに引き返した。ホテルに戻ると受付のおばちゃんに明日の朝のタクシーを頼み、その後は明日から行くメデジンについて聞いていた。他のコロンビア人と同じく「メデジンはbonito(すてき)なところで人はとてもフレンドリー」と言っていた。また、コロンビアはギャングとかドラッグとか危険なイメージが先行するけれど、実際は人も文化も素晴らしくて素敵な国なんだよ」と言っていて、自分も体験した身として家族や友人に真実を伝えなきゃという使命感が芽生えた。
部屋に戻ってからはよりエンパナーダを食べてダラダラしていて、遅い時間になってメデジンのスポットついて調べていた。メデジンで活動するJICAの職員や日本語を学ぶコロンビア人学生の存在を知り、日本人からするとマイナーな国だからこそ、そこに関わる人へのアクセスは容易でコミュニティに入りやすいと感じた。シャワーを浴びて荷物を整理して1時ごろ目を閉じた。
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