日本酒の時間

日本酒をたしなめるようになりたいと
ゆっくりじっくり酒を味わう
父から送ってもらった猪口、父の兄のような存在の陶芸家の作品
和歌山の山の中、その場所の土を意志の元かため焼き上げたそれは、
確かな存在感を手の中に示してくれる

米ができるまでどれだけの時間が必要なのか
まだまだよく知らない
実り、磨き上げられた米は微生物の摩訶不思議により
自然界では当然なのか遥か彼方からの妙なのか
一雫の潤いは日々を薄め高め清めてくれるといったら
泡のようなたわ言たまの金言次々発せられ醸され酉が九羽十羽酔っ払ったみたいだわ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?