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翔空 Alcoholic Muskmelon(酔いどれメロン) 誕生背景 と 取扱店一覧
できました!
フルーツ系クラフトSAKE第2弾
『Alcoholic Muskmelon(酔いどれメロン)』
初夏にリリースし好評をいただきました『酔いどれイチゴ』ですが、
今度は禁断の高級果実『マスクメロン』を米とともに醸しました。
その誕生背景と取扱店情報を記したいと思います。
誕生背景
もう半年以上前のこと、千葉県大網白里市を拠点とする謎のマスクマンから
マスクメロンを使ったクラフトSAKE製造のオファーを受けました。
(マスクマンだからマスクメロンをチョイスしたのかもしれない)
【参照:謎のマスクマン】
https://www.instagram.com/hamadaya_saketen/
しかし当時(イチゴをやる前)のボクは
フルーツ系クラフトSAKEづくりへの関心が高くなく、
しかも新潟産品だけを使うんだと決め込んでいたので
流し気味で話を聞いていました。
だがしかし、そのマスクマン、しつこい(笑)
たびたびマスクメロンの話題を出してきます。
(マスクマンだけにマスクメロン業界と癒着しているのかもしれない)
しかも米も大網白里産を使ってほしい、品種はコシヒカリだという。
コシヒカリ・・・創業当初に使い、粘りが強くて扱いづらく
「もう2度とやらない!」と心に決めた品種・・・。
「やだな〜」というのが率直な感想でした。
しかしボクは何を隠そうその大網白里市(当時は町)の出身なのです。
(だからこそマスクマンはボクにオファーをくれたのでしょうが)
九十九里浜に面したその町は農業や漁業が盛んで、
ボクは田んぼに囲まれながら毎日美味しいコシヒカリを食べて育ちました。
マスクメロンはめったに食べられませんでしたが、
美味しいメロンが生産されていたことは知っていました。
新潟愛もさることながら、このオファーは
第1の故郷である千葉・大網白里への恩返しの機会と感じました。
マスクマンのコシヒカリ並の粘り強さに押されたところはありますが、
大網白里の美味しいマスクメロンとコシヒカリを使って
美味しいクラフトSAKEをつくり、
全国・世界へ発信したいとの想いに至りました。
ただ、麹だけはコシヒカリでやりたくなかったので
(ボクもしつこい・・笑)
麹〜添仕込みには新潟産五百万石を、
仲・留・四段仕込みには大網白里産コシヒカリを使うという
ハイブリッド方式で仕込みを行いました。
![](https://assets.st-note.com/img/1692371868312-f2ZN4C7fKE.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1692371876620-GefjOgbuOH.jpg?width=800)
千葉・大網白里産コシヒカリ、1等です
ちなみに、コシヒカリを久しぶりに蒸してみましたが、
創業当初に感じた厄介さは感じず、捌けがたいへん良かったです。
結局、当時のやり方が悪かったということかもしれません。
成長です。
なにより、仕込み中にツマミ食いしたコシヒカリは
とても美味しかった(笑) さすがコシヒカリ!
この美味しさはドブロクの美味しさにつながるはずです!
![](https://assets.st-note.com/img/1692372005373-OSmhEyhr0A.jpg?width=800)
使わせていただいたのはメロン界の王様にして
スーパーヘビー級チャンピオン『マスクメロン』ですが、
その中でも千葉ブランドの『アクアメロン』という品種。
果実が大きく外観が優れているとのことで、
東京の市場でも好評なのだとか。
糖度も14度以上でとっても高いんですって。
もちろん大網白里産です。
増穂地区という、ボクが小学生時代に剣道を習っていた道場の近くで、
半世紀以上マスクメロンの栽培に取り組む佐久間農園さんが
大切に育ててくださったもの。
ただ、高級フルーツあるあるなのですが、とっても甘くて美味しいのに、
見た目の問題で市場で売りづらくなるものがあるらしく
今回はそれを優先的に使わせていただきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1692372221490-IH0ktuT2f3.jpg?width=800)
写真左:通常販売できるマスクメロン。
写真右:網の柄の出方が弱く市場に出せないマスクメロン
![](https://assets.st-note.com/img/1692372279440-9frX17LCT2.jpg?width=800)
写真右:謎のマスクマン
写真中:佐久間農園の佐久間さん
(タナカと全くの同じ歳。柔道をしていたそうですが、ボクが剣道のために通っていたのと同じ柔剣道場に通っていたとのこと。絶対会ってたわ)
写真左:大網白里で100年以上続く米問屋の齋藤専務さん
(米の輸出や多角経営も手掛ける超やり手。今回の大網白里産コシヒカリを手配してくださいました!)
味わいについて
全体量の20%ほどにもなる多量のマスクメロンをカットし
3日間に分けてミキサーにかけモロミへ投入しました。
ものすごい量です(笑)
謎のマスクマンと米問屋・齋藤専務にも手伝っていただきました!
![](https://assets.st-note.com/img/1692375241298-ZA9Rv7pQDu.jpg?width=800)
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![](https://assets.st-note.com/img/1692373091292-iHiPInIfJL.jpg?width=800)
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![](https://assets.st-note.com/img/1692373127556-cXEawsU06x.jpg?width=800)
仕上がりイメージは「大人の”ドライな”メロンシェイク」です。
イチゴの時もそうでしたが、シェイクと言っても甘ったるいSAKEではなく、
基本的には”酒”が軸です。
しっかりドライな面を感じていただけると思います。
あ〜、生ハムなんかとペアリングしたら、最高だろうな〜!
ボトリングは8月中旬でしたが、
ボトリング後から果実が熟れていくように少しずつ甘みが増していき、
1〜2週間して次第にガス感が出てくるにつれ
また少しずつドライになっていくと想定されます。
出来立てに飲むのとしばらくしてから飲むのとでは、
印象がきっと違うことでしょう。
ぜひ飲み比べをオススメします!
『Alcoholic Muskmelon』取扱店一覧
(8月18日更新)
『Alcoholic Muskmelon』取扱店は以下のとおりです。
数量が少なくなっている可能性もあります。
心配な場合は直接お店までお問い合わせください。
![](https://assets.st-note.com/img/1692371529536-PDLehvJ8Vf.png?width=800)
千葉県
<大網白里市>
・浜田屋酒店
<千葉市>
・IMADEYA 千葉本店
・IMADEYA 千葉エキナカ
東京都
<千代田区>
・甲子屋酒店
<文京区>
・伊勢五本店 千駄木店
<江東区>
・Sake Shop & Bar 海琳堂
・深川醗酵所
・いまでや 清澄白河
<足立区>
・信濃屋 北千住マルイ店
<墨田区>
・IMADEYA SUMIDA
<中央区>
・IMADEYA GINZA
・SAKEICE Tokyo Shop
<港区>
・浅野日本酒店HAMAMATSUCHO
・水橋(SAKE MIZUHASHI)
<品川区>
・桑原商店
・阪急百貨店 大井食品館
<渋谷区>
・未来日本酒店&Sake BAR @渋谷パルコ
・表参道・新潟館 ネスパス
・信濃屋 道玄坂店
・渋谷 東急フードショー
<目黒区>
・伊勢五本店 中目黒店
<世田谷区>
・発酵デパートメント
・信濃屋 ワイン館
・キャリカーズトーキョーウエスト
<新宿区>
・信濃屋 新宿店
<中野区>
・VINSY
神奈川県
<横浜市>
・2416 MARKET
<川崎市>
・地酒本舗 小島屋
新潟県
<新潟市・中央区>
・地酒防衛軍 吉川酒店
・ ナチュレ片山 ピア万代店
・地酒の都屋
<新潟市・西蒲区>
・岸本商店
<新潟市・北区>
・LAGOON BREWERY Shop & Cafe
<村上市>
・地酒の店たむら(瀬波温泉)
<阿賀野市>
・片山商店
<三条市>
・ただいまーと
<佐渡市>
・山田屋 喜右エ門
<長岡市>
・五十嵐酒店
・ぽんしゅ館 長岡驛店
・道の駅ながおか花火館 御貢屋 本店
<十日町市>
・酒ゃビック
<柏崎市>
・八幡屋
<上越市>
・まいどや
<妙高市>
・十二屋
青森県
<十和田市>
・遠田酒店
秋田県
<湯沢市>
・小川屋酒店
山形県
<白鷹町>
・源七 遠藤商店
栃木県
<宇都宮市>
・ 舘河屋酒店
長野県
<長野市>
・のもと酒店
大阪府
<東大阪市>
・大西商店
京都府
<京都市>
・浅野日本酒店KYOTO
兵庫県
<神戸市>
・浅野日本酒店SANNOMIYA
福岡県
<福岡市>
・ビアキチ基地
【おまけ】浜田屋酒店さん限定『マスクメロンソーダマン』
一般にはドブロクバージョンのみの発売となりますが、
ほんの一部だけ搾ります。
こちらは生酒かつオリがらみとなり、シュワシュワ感を
たっぷり楽しめる仕様で、まさに「大人のメロンソーダ」!?
そして浜田屋酒店さん限定の
「マスクメロンソーダマン」
として9月1日にリリースされます。
ぜひ、一般のドブロクバージョンと合わせてゲットしてくださいね!
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