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リニューアルから5年経っちゃいます。

オーナーの石橋さんに「一緒に映画館やんない?」って声かけられたのが2013年の夏。たぶん、いくら輪廻転成してもこのナンパ方法はもう体験できないと思う。そんな超絶貴重なナンパにホイホイついていった先がこんな今に繋がっているとは。

巻き込まれ体質

確実に人生の分岐点だったなーって思えるポイントがこれまでの何度かあって、ひとつ目がドラム始めた高校2年生のとき。ふたつ目が大学中退するとき。みっつ目が 山下 将幸 に「但馬で夏フェスせぇへん?」って誘われたとき。よっつ目が石橋さんのナンパ。

実はひとつ目も友達に誘われてて、こうやって振り返ると巻き込まれ体質ですげーいい選択できてるなーって改めて実感してる。人に恵まれてるレベルがチート。

"場を持つ"ということへの抵抗感

豊劇に立ち始めてから本当にたくさんの人と出会えたことに感謝感激雨霰状態。それまで"場所を持つ"ことをせずにふらふらとしてきた自分にとってむちゃくちゃ大きな変化だった。自分から会いに行っているからこそ、会いにきてくれるし、行動しただけスペシャルな人に出会えるからふらふらスタイルが自分に合ってると感じてた。だからほんとは場所を持つのに抵抗がありまくりだったんだけど、結果「場所を持つのも悪くない」くらいに思えるようになっている。これは慣れと諦めがそうさせてるのも確実にあるけど、それ以上に場の持つチカラってのが本当にあるんだなーって実感できたことが大きかった。

映画館なのに。

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はじめの頃は映画館なのにBBQしたり、
映画館なのにクラブイベントしてもらったり、
映画館なのに飲みに来るお客さんの方が多かったり、
映画館なのにみかんの量り売りしたり、
映画館なのに映画館なのに映画館なのに。

人のおかげで挑戦できる

この頃も超絶楽しかったし、だからこそ朝9時から夜の1時とかまで働けてたなーって今更ながらに思う。そのくらい新しいことに挑戦することが刺激的だったし、会いに来てくれる人がいるってことが嬉しかった。

そこから失敗もたくさんして、問題もいっぱい起きて、体制を整えて、スタッフも増えて。今だけ見たらほんまに成長したんかな?って思うけど、全体を俯瞰してみるとすげーたくさんのステップ踏めてるなーって。いろんな人のおかげで踏ませてもらってるなーって。宝物だなーってマジで実感する。

途中ないがしろになってた部分とか、見えなくなってたとことか、気付いてたけど気付いてないふりしてたとことか、色々あったけどちょっとづつでもそれが清算できてるし、少なくとも前を見てどうやって良い方向に向けようって考えられてるのは本当に身の回りの人たちのおかげ。

"これから"に向けて

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5年やってもまだまだ万全じゃないし、むしろ100%納得のいくところなんて一生到達するもんじゃないのかもしれないけど、夢は見ていたいし、自分自身のネクストステップは何なんだって探し続けている顔の見える範囲の人たちとか先輩たち見てるといい意味でけつ叩かれっぱなしなので、豊劇の6年目も良い方向に進んでく予感がバシバシする。

5年前と自分を取り巻く環境も変わってきてて、その中での変わらない良さ的なものもすげー感じるけど、もっともっとチャレンジしなきゃ分かんないことだらけだし、もっともっとトライしてエラー出さなきゃ楽しくなんない。

最近停滞気味だったけど、頭の中のマイワールドをこうやって文字にすると少しスッキリした。

物語はまだつづく

豊劇新生プロジェクト時代に飲みながら石橋さんが言っていた「映画はまだ死んでない」という言葉を信じて5年やってきてよかった。6年目をじんわりと良いスタートに。

そして今まで周年イベントとかしてこなかったけど、今回は5周年記念キャンペーンをやります。ひとまず自社デザインの自社企画だけど、誰かと協力してこう言う企画ができたら最高だなーと次の構想も練ってます。気になったら声かけてください。そしてこちらからも声かけさせてください。

映画を体験できるまちで、あり続ける為に。

これまで本当に本当にありがとうございました。
6年目もよろしくお願いします!!

よろしければ、サポートお願いいたします! 家族に美味しいものをご馳走しようと思います。