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大学生と発信媒体について考えてみた。

先日、大学生とディスカッションする機会があった。
話した内容は『発信媒体の使い分け』について。

紙・ウェブサイト・facebook・Twitter・Instagram・Youtubeの6つについて、「それぞれどんな使い方が良さそうか」という話の中で「SNSの使い方」を大学生目線で聞いた結果、感じたことがあった。それは...

参加した大学生たちのSNSの使い方に関しては、この参考記事がほぼ一致していたので良かったら読んで見てください。

参考記事[SNS時代の就活について内定者に聞いてみたよ]

情報収集の場としてのSNS

使用目的が情報収集に移行していること。

繋がっているユーザーのプライベートな部分を覗き見ることを前提に、同じ関心を持っているフォロワーたちがどんな行動をしているか、参加するイベント情報、さらにはタイムラインに表示される広告記事にポジティブなイメージを持って閲覧していると感じた。

一昔前は関心のあるキーワードを検索エンジンから探し求める作業が主流だったのに対し、今は習慣化された「SNSを見る」と言う行為の中にそういった情報収集が取り込まれていることが明確化された。

ただそれは関心のある事柄とマッチングすることが前提になっていて、それ以外の「単なる売り込み記事」は膨大な情報量の中で切り捨てられていることも分かった。

今更ながら、確かに自分もそうしてるなーと実感。

SNSは検索機能が不便!

情報収集ツールとして活用されているのに、SNSでは検索機能が効果的に利用されていない可能性があることも感じた。

これは今回参加した大学生の所感からの偏ったものかもしれないが、Twitterのハッシュタグの有用性が確実に以前よりも薄れている。さらにfacebookやinstagramの検索機能はGoogleやYahooなどの検索エンジンに比べると決して便利なものではない。

例えばInstagramではスペースを空けて利用する複数ワードのand検索をはじめとするand/or/not検索に対応していない。

これはあくまで「検索することではなく、タイムラインという自分で編集できるメディア媒体を作り上げることが、SNS特有のユーザー体験だ」という運営側の意図だと予想している。

総合メディアとしてのSNS

最近、《ハッシュタグをフォローする》という機能がInstagramに実装された。例えば「#豊岡劇場」をフォローすると「#豊岡劇場」を含めた投稿が自分のタイムラインに表示される。このことからもSNSのユーザートレンドがタイムライン上にあることが分かる。

これによって、「いちいち検索窓にキーワードを入力して検索する」という手順を踏まなくても上下にシュッシュとスライドするだけで気になっている話題の最新情報をインプットできる。

文字入力が必要な「検索」さえも省いて、考えなくてもできる単純な操作で必要な情報が得られる媒体。それが現代のSNS。

まさに【SNSのメディア化】が起きてるなーという実感。

いつの間にか自分もそうしていたんだけど、認識できてなかった。今後はこれも意識しながらSNS運用していけたらと考えています。

みんなの目線でSNSの使用感とか聞いてみたい。
「こうしたら、こんな効果あった」みたいのも知りたい。
SNSの使い方検討会みたいなのしたいなー。
一緒にやってくれる人いたら声かけてくださいー!

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