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脱炭素に向けて、多様な選択肢を模索するトヨタ

本日はこんな記事を見つけました。

豊田社長の回答全文

カーボンニュートラルを達成するための敵は炭素。内燃機関ではない。炭素を減らすことがCN実現の近道。エネルギーを作る、運ぶ、使うという点でBEV(バッテリー式電気自動車)だけということに、投資を誘発させたい希望を持つ一部の方々が積極的に発言されているのだと思う。われわれのビジネスはBtoCなので、市場と顧客により多くの選択肢を提供したい。選択肢は市場とお客様にあるということにこだわりを持ってやっている。そういう意味では、多様化した社会には多様化した選択肢・解決策があるのではないか。そのための1つの選択肢として、われわれは水素エンジンを開発している。

ただ、トヨタは水素エンジンだけをやっているというわけではない。トヨタはBEVもやっているし、日本の強みであるハイブリッドも長年やり、この20年間でCO2の削減は、どの国と比べてもそん色ない形で達成してきている。今すぐCO2を減らせること、長期的でかつ、政府の補助金などに頼らず持続的に自立してCO2を減らす方法をみんなで考えていくべきだし、大事なことは選択する権利を持っているのは、お客さまで、市場であることをご理解いただきたい。

この1年間を見ていると、BEV一辺倒から割と変わってきていると感じている。最後はお客さまが選ぶということなので冷静に現実を見て頂きたいし、モビリティ、自動車というのは全ての方に移動の自由を与えるもの。決して富裕層だけが移動の自由を得るのではない。インフラがないところでも移動の自由を得て、CO2削減に貢献できるということをどの自動車メーカーも模索しているのではないか。
上記記事より

トヨタは自動車業界において、長く世界トップを走り続けてきた企業ですので、EVへの切り替えは米国などにとってはゲームチェンジを起こす大きなチャンスとなります。

カーボンニュートラルに向けての世界の大きな動きも相まって、「脱炭素=バッテリーEV一択」というように世間の認識を誘導しようとしているフィクサーは多く存在するのだと思います。

ただ最近は米国のリセッション、インフレから株価の大きな下落、新興企業への投資手控えが起きています。半導体不足もあり、そのあたりからEV熱は少し冷めている感覚があります。※テスラ以外のニュースがピタッと止んでいる印象。

日本の未来のために、世界において、脱炭素でもトヨタが選ばれるようになって欲しいですね。

本日は以上でーす。
しょーじん

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