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152cmだっておしゃれはできる!エディターJを質問攻め!<イベントレポ>

こんにちは! ライターの金子です。
今回は、「152cmだっておしゃれはできる!エディターJを質問攻め!」のイベントレポートをお送りします。

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『Precious.jp』の人気連載「152cmの着こなし」書籍化記念として行われた本イベント。事前に寄せられたたくさんの“小柄あるある”な悩みに、著者のエディターJさんが回答してくれました!

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私も身長が低いので、パンツがうまく履きこなせない、コートに着られてしまう、といった悩みを抱えていたのですが、そんな悩みに全て回答してくれる素晴らしい一冊。小柄なことでファッションに悩んでいる方は是非ご一読ください。

エディターJさん本日のコーディネート

ワントーングラデーションのコーディネートで登壇されたエディターJさん。
本書でも語られている小柄でもおしゃれにみせるポイント、「できれば2色、多くて3色」をおさえられています。また、小柄な方は避けた方がいいとされるワイドパンツを合わせていらしたのですが、全く下半身に重みを感じさせないコーディネートはお見事の一言。
すっきり見えの秘訣は、「腰の幅が合っていて、下にストンと落ちる質感を選ぶこと」とのことで、早速自分も取り入れてみようと思わされました。

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タートルネック:ユニクロ、ワイドパンツ:インコテックス、ムートンジレ:カール ドノヒュー、バッグ:アエタ、ローファー:J.M.ウエストン

エディターJ伝説

『Precious.jp』の連載以外、そのプライベートは謎に包まれているエディターJさん。イベントではそんなエディターJさんの伝説について語られるコーナーも。中でも強烈だったのが「ウェディングドレスとして白シャツを取り入れた」エピソード。
結婚式の準備期間中、たまたまラルフ ローレンに赴いたところ、パニエの入った白いコットン素材のロングスカートと運命的な出会いを果たしたそう。「これは私らしいドレスになるかも!」と、お気に入りの白シャツを合わせ、当日の挙式を迎えたとのことでした。

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なんてかっこいい着こなしなんでしょうか……!!
まさに、エディターJさんの人柄、個性がよく分かる伝説に感動してしまいました。

私物紹介コーナー

イベントではエディターJさんの私物もたくさん紹介されていきます。全体を通して、たとえ同じ色のアイテムだとしても「目的別に合わせる服や小物を選ぶこと」にこだわっているように感じました。ここでは私物紹介コーナーの中からいくつか特徴的だったものをピックアップしてご紹介します。

・一見似たように見える黒パンツコレクション

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パーティー、会食にはドレッシーなシルクサテンのパンツ(ミカコナカムラ)。
マニッシュな感じを出したいときにはタック入りパンツ(インコテックス)。
遊び心をもたせたい時はシャンタン素材の裾に折り返しのあるパンツ(エムフィル)。
エレガントさを出すときはオーソドックスなカシミヤ混紡ウールのスラックス(バーニーズ ニューヨーク)。
と、シーン別に使い分けているそうです。
一見同じようなデザインに見えますが、それぞれ目的別に選び抜いていることがよくわかりますね!

・受講者から「見たい!」 との声が多かった時計コレクション
エディターJさん、時計にもかなりのこだわりが。ここでは厳選5本を紹介してもらいました。

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ジャケットやベージュ系の着こなしの時はカルティエの「タンク ルイ カルティエ」。
パーティの際はカルティエの「ミニベニュワール」。
カジュアルな時はタフな素材のシャネル「 J12」やベダ 「No.3」。
またカルティエの「トーチュ」はストラップの色を変えてコーディネートを楽しんでいるそうです。
パンツ同様に、目的、シーン別に使い分けていて、おしゃれの奥深さを感じられる時間となりました。

受講者からの質問・相談タイム

さて、ここからは事前にいただいていた受講者からの質問にお答えするコーナーです。小柄な方が抱えるお悩みにたくさん答えくれました!

・小柄な人はカジュアルファッションをどう着こなせばいいの?
いちばん多く寄せられたこの質問。幼く見えないようにするには? だらしなく見えないようにするには? 年齢に合ったカジュアルコーデって? などなど、多くの方が悩まれているようです。

ポイントは「シックカラーでまとめること」と語るエディターJさん。
イベントでは7点ほどコーディネートの解説が行われました。ここでは個人的に特に勉強になった2点をご紹介します。

1、 キャメルコート&黒ニットワンピースにキャップとスニーカー

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キャメルと黒の色合わせは大人っぽさとカジュアルさの両方を持ち合わせており、センスが良く見えるとのこと。また、キャップとスニーカーを合わせても子供っぽく見えないのがシックカラーのなせる技だそうです!

2、黒スキニー&白Tシャツに赤いミュール

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黒スキニー自体少し若作りに見えるかもしれないものの、白のTシャツがアシメトリーでモードな印象があるので大人っぽく仕上げることができるとのこと。モードなアイテムを合わせることによって幼さのないカジュアル感が出せるそうです。
またここで目を引くのは赤いミュール。ポイントとして赤い小物を取り入れると女らしさが上がると考えた、とエディターJさんは語っていました。

・パンツを履きこなすポイントは?
低身長で下半身の体型に自信がないが、腰回りがすっきり見えるような履き方はあるの? パンツを履いたときの全身のバランスの取り方を知りたい! といった声も多数寄せられていました。

ポイントは2つ。
1、ピッタピタのストレッチが効きすぎているものは着ないこと
ストレッチ素材は5%までと決めている、と話すエディターJさん。ストレッチが効きすぎていると余計な肉まで拾ってしまうため、かえってスタイルが悪く見えてしまいます。ボディラインを拾いすぎないコンパクトなアイテムを選ぶと良いそうです。

2、上下でコントラスト配色にしないこと
トップスとボトムスのコントラスト配色が意外に良くないとのことで、例えば白ニットに黒パンツを合わせてしまうとかえって下半身に視線が集中してしまうそう。体型が気になるところとそうじゃないところの色はパキッと分けずに繋げてしまいましょう、とのことでした。

また、この質問で印象的だったエディターJさんの言葉がこちら。

「年齢を重ねると体型が変わってくるのは仕方ないこと。それで『服が似合わなくなっちゃった』とか、別の服を着て『ごまかそう』と思うのではなくて、『今、この服が似合ってよかったな!』、『体型カバーしつつおしゃれを楽しめてるな!』、と思えることが大切ではないでしょうか」

ファッションを本気で楽しまれているエディターJさんならではの優しいアドバイスに、思わず哲学を感じ、すっかり魅了されてしまいました。

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・小柄なサイズに合うブランド、ショップを教えて欲しい!
最後に、小柄なサイズが置いてあるブランドやショップについての質問。

エディターJさんは小さいサイズが豊富なセレクトショップで買い物することが多いとのことで、「ストラスブルゴ」、「ドゥロワー」、「バーニーズ ニューヨーク」を挙げていました。
また、「ユナイテッドアローズ」、「ビームス」、「ユニクロ」や「無印良品」もよくチェックされているとのことです。
海外通販では、サイズが細かく分かれている「J.Crew」のアイテムは選びがいがあるとのこと。
百貨店のスモールサイズショップも、最近は、サイズ感が大きめのブランドのスモールサイズも展開しているそうなので、要チェックだそうです!

お知らせ/『152cmだっておしゃれはできる! 小さな天才、エディターJ「ワンパターンでうまくいく」』のご案内

小柄な方のおしゃれの悩みに答えたい! 小柄でもおしゃれは楽しいのだということを伝えたい! という想いで本書を出版されたエディターJさん。
そんなエディターJさんの想いと、イベントでは語りきれなかったコーディネートのポイントがつまった書籍がこちら!

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『152cmだっておしゃれはできる! 小さな天才、エディターJ「ワンパターンでうまくいく」

「もっと詳しくテクニックを知りたい」と感じた方は是非ご覧になってくださいね。

最後に、エディターJさん、講座を受講された皆様、このレポートを読んでくださった皆様、ありがとうございました!

編集/小川利奈子 文/金子杏奈
2020.12.7 作成

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