見出し画像

アートを部屋に飾る「意味」と出会えるサービスをつくっています

こんにちは、Casieの藤本です。(@shofujimoto)今年は定期的にnote含め自分の発信を増やしていくぞ!って年始に気合入れたのですが気づいたら今年最初のnoteがこれになってしまった。(ちなみに、誰も待ってないやつ)

さて今回のnoteはアートを飾ることで、暮らしや人生にどんな変化や価値が生まれるのか。そしてアートのサブスクCasie(かしえ)というサービスを通してぼくがユーザーの皆様に届けたいことについて書きたいと思います。アートを今お部屋に飾っているあなた、まだ飾ったことのないあなたにも是非読んでもらいたいです。

Casieがあるとき、ないとき

突然ですがこのCMをご覧になったことはあるでしょうか?きっと関西圏の方なら「めっちゃ知ってる。」となるでしょうが、噂によると他では認知度が低いようですね。

なぜ551のCMを突然紹介したかと言いますと、正にこれがCasieというサービスを通して作りたい未来を表現しているからです。Casieが存在してる世界の方が家族が笑顔になり、暮らしや人生が豊かになっていくように。実はこれもう、夢物語じゃなくなってます。ぼくは凄く手ごたえを感じています。

Casieさんのサービスをはじめて2年ほどになりますが、絵を定期的に交換するたびに夫と会話するようになりました。相変わらず絵の趣味は一向に合いませんが(笑)

Casieユーザー Mさん

今回は娘が選びました。届いた時から絵に描かれている黒猫に名前をつけて毎朝学校に行く前に「行ってくるね、おはぎ」と声を掛けている姿がたまらなくいとおしい。

Casieユーザー Fさん

Casieから絵が届く日を家族共有のカレンダーに毎回入れています。作品到着予定日の前日は家族みんなで家を綺麗に掃除する習慣ができちゃいました。

Casieユーザー Yさん

定期的に家族みんなで作品を選ぶことで、これまでになかった家族の新しい会話が生まれたり、家族の意外な一面を知ることができたりします。こうしたサブスクだからこそ生まれる新しいアートとの向き合い方が徐々に広まってきていると感じています。

アートとの向き合い方を成熟させていくことで、人それぞれの「意味」と出会う

アートがあなたに与えてくれるものは何でしょう?癒し?想像力?元気?きっと今すぐに何かをイメージすることは難しいと思います。それもそのはず、アートはあなたの不便を便利に変える「便利」なアイテムではないからです。日常生活において、アートをお部屋に飾っていなくても何の問題もありません。しかし、もしアート作品を飾る「意味」と出会うことができたら、あなたはきっと新しい暮らしの豊かさを見つけることができるでしょう。この意味を発見するためには少しばかり、アートとの向き合い方を成熟させていく必要があると思っています。先に紹介したようなユーザーボイスが正にアートを飾る意味を纏っているコメントたちです。

さて「意味」とはそもそも何でしょうか?改めて問われると「ん?」となってしまいますが、ここではその対象物が存在する必要性や理由としておきましょう。つまりアートを飾る必要性や理由=意味ということになります。

アートを飾る意味を最初から持っている人と、そうでない人がいます。当然後者の特に意味を持ち合わせていない人の方が多いのはご想像いただけるかと思います。実はこれがアートとの距離感だとぼくは考えています。以下のスライド資料はぼくがよく事業紹介のプレゼンとかで使う統計データなのですが、

Casie事業紹介スライドより抜粋

美術博物館には年間に延べ5,000~6,000万人もの入館者数があります。これはプロ野球のセ・パ両リーグペナントレース全試合の延べ入場者数の2.4倍に匹敵します、驚きですよね?この事実を見ると日本人はアート鑑賞が大好きであると同時に、鑑賞市場は十分に存在することが分かります。

では美術鑑賞に行く人は部屋にもアートを飾っているのでしょうか?面白いデータを見つけました、アート産業に関する市場調査2020(文化庁)によると必ずしもそうでない事実が見つかります。

アート産業に関する市場調査2020 / P23

これは結構意外だと思われるかもしれませんが、アート鑑賞が好きな人=アートを購入して部屋に飾る人ではないというのが現状です。なぜこのギャップが生まれるのでしょうか?その答えとなるかどうか分かりませんが、ぼくの見解では正に「意味」を持ち合わせているかどうかだと思っています。

アートが好き!であっても部屋にアートを飾る意味を持てないと、飾ってみようという意識すら芽生えないのです。でもこの意味を見つける手段はほぼありません。鑑賞は数千円の入館料を支払えばすぐに実現できますが、購入となるとそのハードルは突然高くなります。また、アートを飾る意味と出会うためにはまず部屋に作品を迎え、しばらく飾ってみて、アートとの向き合い方を少しづつ成熟させていかなければ意味と出会うことはできないでしょう。「やってみないと分からない世界」の代表格とも言えます。

これを紐解くのが鑑賞と所有のちょうど真ん中にあるCasieのサブスクです。まずはビジュアルで好きな作品を選んで「お試し」からスタートしていただき、アートを部屋に迎え入れてみる。作品を描いたアーティストの創作背景を知り、FUMUFUMUという小冊子を通してアートの世界を少しづつ学んでいく。

毎月届くFUMUFUMU

自分のタイミングで次の作品をリストの中から選び、交換していく。この体験を繰り返していくうちにアートとの向き合い方が成熟し、自分なりのアートを飾る「意味」と出会うことができるわけです。この意味は本当に人それぞれなので正解はありませんが、CasieのCSはユーザーがこの「意味」と出会うことが1つのサクセスポイントになっています。

自分や家族の価値観を観測する1つの習慣としてCasieがあるとき

ぼくたちは毎日を生きるうえで様々な衝突やピンチが起こります。それらが起こった時にぼくたちは戸惑い、不安になり、ストレスを抱えてしまうかもしれません。そんなときに、自分の心身を安定した状態にもっていくことができる習慣があると、とても心強く、自分や家族を守ることができます。

アート作品を選ぶという行為は、その時の自分自身の価値観を観測する1つの習慣としてぼく自身は感じています。アーティストの創作背景を知ることで勇気づけられたこともあります。この行為が継続的に、つまり習慣として更新されるからこそ頼れる存在になっています。もちろんこれだけでは解決しようもないこともありますが、Casieのサービスだったりアーティストの作品が心身を安定させる習慣の一部となれたらいいなって思っています。

https://casie.jp/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?