卒業式の祝辞を Obsidian と pages で書く
本日、中学校の卒業式でした。過去の祝辞の作り方で、昨日の査読プロセスでレビューされたものをベースにお祝いの言葉を述べてまいりました。
そういえば、実際にどのエディタ使って書いてるのかとは書いていませんでしたが、ドラフトは Obsidian で書いています。
祝辞の作り方に合わせて、ファイルを分割して書いています。
index 用に TOC を作っていて、そこから各文書へリンクされている感じです。
これでドラフトができ上がったら、pages で縦書きにしてコピペしていきます。この文書を査読プロセスへ載せていきます。pdf にして各所(というか各者)へ共有します。
実際に印刷する封書と用紙はこちら使ってます。筆ペンで勢いに任せた「祝辞」とがんばって書きました。勢いだけは校長にバレたと思います。
結局のところ、これを元にしてかなりアドリブでお話してました。
にしても、校長先生よりも長い時間とってしまって、しまったーみたいな感じです。子供たちには「長い」といわれましたが、大人たちにはそうも感じてはいなかったようです。大人になると悠久の時が流れるようです。
年をとると、ホント話が長くなってやーね。
という事で、全文です。おかしな日本語あるな?と想っても大丈夫です、話す時に直しています。というかアドリブしまくっているので、この文章の通りには読んでません。文章通りに読むと噛んじゃう。
終わると見せかけて終わらない最後の文がポイントです。
さて、どこかに Perfume の歌詞の一節が入っています。探してみましょう。
祝辞
PTAを代表しまして、一言お祝いのあいさつを申し上げます。
卒業生の皆さん、保護者の皆様、ご卒業おめでとうございます。
本日まで愛情と情熱を持ってご指導くださった校長先生をはじめ、教職員の皆様へ深く感謝申し上げます。
また、日頃から子供達を温かく見守ってくださっている、地域の皆様、ご来賓の皆様におかれましては、お忙しい中ご参席くださいまして誠にありがとうございます。
さて、卒業生の皆さん。私から皆さんへお伝えしたいことは「経験」です。
人生において、経験は知識や理論だけでは得られない本当の学びであり、成長の重要な要素です。
学んで得た知識が、実際の現場でどのように形を変えるかを実際に体感することで、新たな気づきや成長を得ることができます。
成功や失敗、努力や根気、挑戦や達成―すべての経験は、皆さんが自己理解を深め、自己成長を遂げるための宝物です。だからこそ、自らの可能性を信じ、新たな経験に向かって果敢に挑戦することをお勧めします。
私自身、先月に初めてフルマラソンに挑戦しました。
その経験を通じて、走る前と走った後ではランニングに対する見方や意義が大きく変わりました。以前は、42.195km という途方もない距離を走ることは、専門に訓練されたごくごく一部のランナーにしか成しえることのできない、とても困難な挑戦だと感じていました。
実際にフルマラソンを走ってみましたら、確かに大変で、とても苦しいものでした。それでもきちんと準備をして練習を行っていけば、5kmしか走れなかった私でも、フルマラソンを走りきることができました。
自身の成長と達成感を感じるとともに、実際に42.195kmを走ることで、自分の身体への影響やランニングのフォームについても気づきを得ることができました。何より、絶対できないと諦めていたことが、完走を経験したことで自分の体力にも自信ができました。
フルマラソンのような大きな目標ではなくとも、経験できる事は重要です。例えば、旅行をして新たな価値観を得られる事も良い経験です。海外へ行くと文化や習慣の違いもそうですが、実際に現地で生活をしている人や匂いなど、切り取られた写真や動画だけでは感じられない事を体験する事ができます。海外でなくとも、国内の別の地域だけでも、食事や習慣の違いに驚かされる事は多くあります。このような文化や習慣を五感で実際に体験すると、感情や感覚と共に経験した記憶はしっかりと刻まれ、成長の糧になります。
多くの経験をする事で、人や物語であったり、さまざまなものと共感する事もできます。共感できる事で新たな気づきや、感動が生まれる事もあります。経験した事で、新しい世界を感じ取る事が出来る事でしょう。
今しかできないことがあると考えています。ずっと願ってたって変わらない。挑戦し、未知の世界へ踏み出し、豊かな人生を築いていってください。皆さんの未来が輝かしいものであることを心から祈っています。これからの活躍を期待しています。
保護者の皆様、お子様のご卒業、心よりお祝い申し上げます。
学校行事の多くがコロナ以前の状態に戻ってきました。そのことで、今まで経験しえなかった行事に初めて取り組む事になり、お子様だけでなく、保護者の皆様にとっても多くのご苦労が伴ったことでしょう。それでも保護者の皆様の支えもあり、多くの行事も安全に実施する事ができました。改めまして心より感謝を申し上げます。
これからも、みなさまのお子様たちがたくさんのことを経験して活躍できる未来に向けて支援してまいります。
最後になりましたが、あらためまして校長先生をはじめ諸先生方には本当にお世話になりました。
思春期にさしかかり、とても不安定な時期の子どもたちを叱咤激励し、道に迷わぬようにお支えいただいた先生方の愛情とご尽力に、感謝と尊敬の念をささげ、私の挨拶と代えさせていただきます。
本日は、ご卒業おめでとうございました。
皆さんのこれからの人生が幸せでありますように。そして、皆さんが新たな門出を迎えるたびに、いつでもxxxxxxxxxの思い出を胸に堂々と進んでいけるよう、心から願っています。
令和6年3月19日 PTA会長 しょっさん
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