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[Venture] Macで2系統のUSB-DACで接続されたスピーカとサブウーファーをまとめて2.1chを実現する

私のメインマシンには、二つのヘッドフォンアンプがくっついていて、1つにはアクティブスピーカー、もう1つにはサブウーファーがくっついています。
なんでそんな厄介な構成になっているかというと、RCA出力とウーファー出力の付いているUSB-DACつきの小さいアンプが存在しないからです(多分)。

実際の構成は次の通りです。
1つめは FOSTEX HP-A3 ヘッドフォンアンプに IK Multimedia iLoud Micro Monitor(白) なモニタースピーカーが付いています。一般的なPC環境ではこれでもう十分以上の十分です。

なんといっても、IK Multimedia iLoud Micro Monitor がとにもかくにも素晴らしい。アクティブスピーカーなんて…と思っていた私の危惧を全て払拭してくれたどころか、もう金輪際パッシブのスピーカーじゃなくて良いやと思わせてくれた代物です。

なるほど、これが正しい音かととても感動しました。
その時の興奮はこちらで。

そしてもう1系統は Signstek の安いUSB-DACヘッドフォンに YAMAHA A-YSTII サブウーファーをつけています。

IK Multimedia iLoud Micro Monitor は至高の存在です。それはそれで、それさえあれば十分なのですが、Perfume のライブをこよなく愛する私には、もっと低音がほしいのです。足りない低音を補うには、アンプの性能はいったん置いといても足置きになるくらいのサイズのサブウーファーがあれば、書斎がダンスフロアーに。この値段でも一般のご家庭には十分な低音を提供してくれます。

こういった、アクティブスピーカーとサブウーファーというのは、2.1chセットになっているものを選択するのが一般的でしょう。
例えば、私が狙っている Genelec の 2.1ch Home Set みたいなやつです。

次に買うならこういった2.1chセットか、ウーファー込みの Perfume たちも使っている Genelec G Five とかですね。

これら買えばいいじゃんとかいう解決策をとるためには、お金持ちである必要があります。金額差が凄いです。一桁万円と二桁万円では、都合のつけられる資源が大違いです。

ということで、安価で至高のアクティブスピーカーでも、サブウーファーを繋げたい。でも、どうしたら。

Mac ならできるんです

Mac の "Audio MIDI設定" では、複数のオーディオデバイスを1つのデバイスに見せかけるような「複数出力装置」という機能があります。

なんとしかも、この MIDI設定ではサンプルレートも決められます。というか、ここでレートも設定しておかないと実はハイレゾも体験できない可能性大です。

わが家の Audio MIDI設定

こんな感じで FOSTEX HP-A3 と USB AUDIO DAC を1つの複数出力装置(Multi-Output Device) にします。あとはサウンドから、該当の複数出力装置を指定するのみです。これで IK Multimedia iLoud Micro Monitor と YAMAHA A-YSTII を同時に鳴らすことができます。助かる。

メニューバーから音源設定する

組み合わせはたくさんあると思うのです。点在している Bluetooth デバイスを複数鳴らす用途にも使えます。"Audio MIDI設定" という、オーディオデバイス設定全般の設定を担っていると思えない名前のアプリで、こんなことができるとか想像が付かなすぎるので、もっと分かりやすいアプリ名にして欲しかった。

とまぁ、これを使うと好きなデバイスを組み合わせて、まとめて音が鳴らせるので、ちょーオススメです。さぁこれで好きな音源デバイスを組み合わせて、Mac 音楽生活を始めましょう。

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