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エンジニア小噺

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しょっさんの書いたエンジニア向けのエッセイ集
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#自作キーボード沼

[Mac] 日本語入力中にマウスやトラックボール、余計なキーの挙動に振り回されないようにする [Karabiner]

Keyball44 を使い始め、そして Keyball44ish になってからも、どうしても対処できない課題が一つありました。 自動マウスレイヤー問題です。 他にも、トラックボール右横のキーに手のひらが触れてしまう問題もありますが、ここはQMKキーの設定でどうにでもなるでしょう。しかし、トラックボールに関しては触れていなかったとしても発生する可能性があります。特に 34mm ボール利用時は 25mm ボールよりも繊細に関知する傾向にあります。ただでさえ大きいのに、ボタンを

Keyballish におすすめな Tai-Hao Thins キーキャップのススメ

Keyball44ish を作った時に、Lofree Ghost スイッチが Low Profile MX であることに気がついていなくて、ひとまずはおうちに在庫のあった Doys キーキャップを使っていました。 見た目も可愛いですし、これはこれでとても良いものです。 でもね、これはこれで実用上の課題があったんです。ホームポジションのズレ。Doys は全て同じ形をしているがために、指だけではポジションを把握できません。 トラックボールのお陰でホームポジションを離れること

Keyball しか使えない体になってしまった

なんだかんだで QWERTY も忘れてしまったしょっさんは、入力が遅いながらも Dvorak で生き続けねばならなくなったわけです。 そんな中、Keyball から Corne Cherry を久しぶりに使ってみたら。 打てない。 そうです。キーボードが思い通りに打てないのです。ただでさえ、Dvorak によって思い通りになっていないのに、更にどうしようもなくなっています。なんてこった。 理由はコレ。 Corne Cherry で潤沢であった親指キーボード群を一度忘

[自作キーボード] Keyball44ish ビルドログ #2 完成

ついに、というかもう完成してしまいました。 一度 Keyball44 を作っているからか、すぱっとでき上がりました。 今日の内容は、まず Pro Micro のはんだ付けからです。こんなものはあっさりですね。そのままファームウェアを焼いて次に進みます。 そして Keyball44 からの使い回しではなく、トラックボールの読み取り装置を新たにセットアップしました。こちらは慎重に。 今回は Kz さんからお勧めされたままの構成になっています。キースイッチは Lofree

[自作キーボード] Keyball44ish ビルドログ

アレ、なんかキーボード作ってなかったっけ…? は置いといて、より優先度の高いキーボードが届いたので作り始めました。 #keyball44ish です (∩´∀`)∩ワーイ こちらを本家の #Keyball44 のビルドガイドに従って作ります。 今回は右手側にトラックボールをつけるよう注文しています。PCB は 34mm と 25mm 用と二つ入っています。どちらのトラックボールをつけるかで選択が出来るようになっています。私は Kz さんのオススメ通り、素直に25mm用

[自作キーボード] REVIUNG41 ビルドログ #2

たんたんとビルドしつづけるしょっさん。 今回は、ダイオードとスイッチソケットをハンダ付けしました。ハンダ慣れてきたので、夜ご飯の前にあれよあれよと終わってしまいました。 黒いPCBは色々目立ちますね。ヤニはどうにかなったとしても、ハンダゴテ当てちゃったトコとかはかなり目立つ。気にしすぎかもしれないけど。 うん。ここまでなんだ。また次回。 今日の作業時間は準備と片づけを入れて 80分くらい。今日も #CorneCherryV4 で #テンティング したまま書きました

[Corne Cherry] キーボードを立てたら世界が変わった [テンティング]

分割キーボードにしたらチャレンジしようと画策していたアレを実現しました。 テンティングです。 だいたいのみなさまがキーボードとテンティングで見ただろう某動画に従い、私も某Manfrotto の三脚が欲しいと考えていました。 ただ、このセットを作ろうとすると高いし、何気に厄介です。パーツが多すぎます。組み合わせが多いと何かあった時に大変です。 そんな感じでもやもやしていたら、こんな記事たちを見つけました。 なるほど。スマホスタンド。 というコトで即購入です。なんと言

[自作キーボード] REVIUNG41 ビルドログ #1

今度のキーボードはこちら。じゃん コンパクトキーボードでカラムスタッガード、ちょっと Alice っぽく斜めっていることが特徴の一体型キーボードです。このキーボードを選択したのは「安かったから」という後ろ向きな理由です。ごめんなさい。 1万円を切る価格帯で、ちょっと変わった形で珍しいじゃないですか。 ビルドガイドでは白いボードですが、今回購入したものは真っ黒です。私が選定するとしては珍しいかもですね。 まず、 Pro Micro にファームを焼き付けるところからのスタ

コンパクトキーボードの世界

最近、Keyball44 や Corne Cherry v4のようなキーの少ないキーボードを使い始めるようになって、困ったこともいくつか出てきました。 mac で初期設定されているショートカットには、こういった少ないキーを想定されたショートカットではありません。特によく使うようなもので使い勝手の悪いものも出てきます。そらそうだ。 例えば、私が特に頻繁に利用するワークスペースの切り替えは "⌃ + 数字" を利用します。コンパクト (省スペース) キーボードでは、こういった

Keychron K11 Max のその後

Keychron K11 Max は完全にお仕事用として定着しました。 お仕事では、Macbook Pro を使っていますが、こちらの Typesticks を使ってキーボードの上にKeychron を置いて使っています。いわゆる尊師スタイルと言うヤツです。 予想以上に安定していてびっくりしています。これはとても良いです。もし、ラップトップを利用していて、他にキーボードを利用したいと考えているなら必須です。Mac はもちろん Windows 系でも対応しているようです。見

[自作キーボード] ここ一ヶ月でのキーボード制作してみた結果

実際には 1ヶ月ではありませんが、台北の前後辺りからキーボードを作り始めました。 結局、7末あたりになってようやく一つ目が完成です。 できたらすぐに次を作り始めてましたね。 あれよあれよと言う間に、二台目も完成です。 ハンダをつけないことを良いことに、流れで三台目です。 その結果、およそ一ヶ月の間に三台のキーボードが手元にでき上がりました。 しかも、この間に Keychron だって増えてるんですよ、大丈夫ですか。 ここ二ヶ月くらいで Keychron 2台と自

[自作キーボード] Keyball44 と自動マウスレイヤー ビルドログ#5 [完成]

ついに完成してしまいました。また別のキーボード作りに入らないと…。はんだ付けさせて欲しい。 前回は、LEDを一所懸命つけましたね。 あとはトラックボールとプレートまわりです。そうしたらキースイッチとキーキャップをつけて完成です。 はんだ付けするトコもほとんどなくて、苦労することはないだろうと思っていたんですがね。そうでもなかった。 トラックボールやプレートをつなぎ止めるねじが小さくて、精密ドライバーじゃないと苦しかったです。とくにトラックボールを保持する M1.7のねじ

[自作キーボード] Keyball44 ビルドログ #4

休みだと言うこともあって、今日は時間のかかることを試してみようと考えました。 LED だ!! だ!!! Amazon さんから、この安いLEDが届いたからってだけなんですけどね。 いずれ LED は試してみようと考えていましたから、これは良いチャンス。ということでその結果。 はんだの温度に気をつけろとか、よく壊れるとか、しびれるぜとか言ったコメントをたくさん見ていたので、不安になってやたらと準備しました。 はんだのこて先は、途中からペン型にしました。思ったより接点が

[自作キーボード] Keyball44 ビルドログ #3

今日もフツーに自作キーボードネタ、平常運転しょっさんです。 相変わらずはんだづけ楽しいです。 今回は「TRRSソケット・タクトスイッチ・4連ピンソケット」のはんだづけと「Pro Micro、OLED」の搭載まで終えました。 結果はこんな感じ。 今回のポイントは Pro Micro です。今回はこれを使いました。安い USB Type-C な Pro Micro です。Atmega32U4 USB-C が 3つでこの価格はちょっとお買い得。きちんと動くなら、という気持ち