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コンパクトキーボードの世界

最近、Keyball44 や Corne Cherry v4のようなキーの少ないキーボードを使い始めるようになって、困ったこともいくつか出てきました。

mac で初期設定されているショートカットには、こういった少ないキーを想定されたショートカットではありません。特によく使うようなもので使い勝手の悪いものも出てきます。そらそうだ。

例えば、私が特に頻繁に利用するワークスペースの切り替えは "⌃ + 数字" を利用します。コンパクト (省スペース) キーボードでは、こういった数字キーとのショートカットは苦手なわけです。数字キーがありませんからね。

そのままのショートカットで実際に利用する場合、数字キーを利用するためのレイヤーへ切り替えてから、その状態で "⌃ + 数字" を入力する事になります。頻繁に利用する割には、押すべきキーがとても多い。今の私の構成では、Space を押しっぱなし(Hold)にしてレイヤーを切り替えた状態にしてから "⌃" を押した後に、数字キーを押すことになります。なかなかの手数です。

スクショに至ってはもっと渋いです。ショートカットは "⇧+⌘+4" です。数字が押せるようにレイヤーを切り替えてからの "⇧" と "⌘" を押して(Hold)からの "4" です。厄介しかない。

Enter も然りです。私は特定のキーに Enter を割り当ててはいないので、いちいち "⌃ + M" しています。文字を入力しているだけなら気にはなりませんが、ゆるく Enter を入力する際には抵抗があります。左右のキーを使わないといけないですしね。ただ Enter を押したいだけなのに、左右に手を置かないと Enter すらできないのは厄介です。

これらの、よく使う割には使い勝手の悪いショートカットをどうすべきかが現状の課題です。ただでさえ Dvorak の練習でキーボードに相当苦労しているさなかにこの所業はなかなかに渋いわけです。

しかも、この点については良い解決策がないのも事実。

とは言え。こういった使い勝手の悪いショートカットキーを抽出して、どこに割り当てるべきかを、この少ないキーの中で切磋琢磨することが一つの醍醐味とも言えるでしょう。

このような楽しみを見いだしてしまったら、自作キーボード界隈からは脱却できません。

コレは #cornecherryv4#dvorak 配列で書かれた #エッセイ であり #ポエム です。

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