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続・ lyrical school「Wonderland」について書きたい放題書く

ヒップホップアイドル・ユニットのlyrical schoolがリリースしたニューアルバム「Wonderland」について、勢いに任せて色々ブログに書いたのですが、その続編というか、厳密には補足の位置づけで、noteに残しておこうと思い、この記事を書いています。
ちなみに、書きたかったことは、「Wonderland」は、リアルとフェイク。ヒップホップとアイドル。その狭間の揺らぎをとらえた作品だということでした。そこそこ面白いものが書けたのではと思いますので、良かったら是非読んでみてください。
書いたブログは↓です。

lyrical school「Wonderland」について書きたい放題書く - 選択の痕跡


いきなり余談ですが、lyrical schoolの作品は、凝りに凝って作られているので作品側から見ても色々と考察のしがいがありますし、逆にそういった構造的な話を一切無視して、5人のメンバーの視点から作品を見て考察してみるとか、色々と文章にしてみると面白そうなアーティストだと思うのですが、あまりそういうことをしている人が見当たらないのが残念です。もっと色んな人の文章読んでみたいですね。

漸く本編ですが、ここでは、ブログを書くにあたり、読んだWebの記事を順不同で紹介していこうと思います。「Wonderland」関連の記事はほぼ網羅しているはず。同じような話をしていても、各媒体ごとに、参加メンバーも違ったりして、意外と面白かったです。


NiziU、エネルギッシュで華やかな最新作で人気加速? 4月7日リリースの新譜4選 - Real Sound|リアルサウンド

Web記事かつレビュー系だとこれぐらいだったでしょうか。紙媒体も含めて、大体「SEE THE LIGHT」に触れられているのが興味深いです。


リリスクNEWアルバム「Wonderland」インタビュー

ごめんなさい、こちらは無料部分しか読んでない。。。でも去年のリモートライブの話とアルバムの触りだけ無料で読めます。それにしてもリモートライブは本当に大変だったんですね。自分はリモートライブから本格的にリリスクを追い出しましたが、あの映像にはリリスクらしさが詰まっていると思っているので、かけた時間相応の作品になっていると思います。


lyrical schoolインタビュー|チャレンジに満ちたアルバム「Wonderland」でアイドルとしてラッパーとして新たな世界へ - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

ナタリーらしく、広く浅く分かりやすくといったインタビューのように感じました。minanちゃんの締め方まで、ストーリーが完璧です。
ここ最近の活動も踏まえつつ、アルバムの導入としても分かりやすくて良い記事だと思いますが、個人的ハイライトは、ブログにも書いた通り、himeの「ヒップホップってリアル至上主義だけど、アイドルって極上のフェイクじゃないですか」というコメントです。もうこれを引き出しただけで、ナタリーさん最高の仕事をしたと思います。
あ、あと最後のgifが超可愛いですね。。。


lyrical school『Wonderland』〈カッコ良いリリスク〉を見せるようになった5人体制以降の集大成を語る | Mikiki

minanちゃんへのインタビューの内容を織り交ぜつつ、作品を紹介していくスタイルの記事。短めなので残念ですが、短い文量の割には、しっかりとまとまっていると思います。


【インタビュー】hime(lyrical school)『Wonderland』|ヒップホップでもなくアイドルでもなくリリスクらしさを - FNMNL (フェノメナル)

himeへの単独インタビュー。ブログに書きましたが、himeはTALK LIKE BEATSも最高でしたし、単独での喋り仕事向いていると思います。客観的にグループのことを見ることはもちろん、そことHIPHOPシーンをうまく繋げて考えることから得られる視点はなかなか稀有じゃないかと思います。
himeなりのアイドル観、リリスク観とかもしっかりと言語化されていて、もっともっとこういう仕事やったほうがいいと思います。
作品話だと、“Curtain Fall”の最後のブリッジの話とかめっちゃ良いですね。アルバムの中でも最も好きな箇所の一つです。
あとリリスクでのhyperpopめっちゃ聴きたいので何卒。

lyrical school、ヒップホップアルバムとしての自信 hime&risanoが明かす“新しさ満載の制作秘話” - Real Sound|リアルサウンド

hime・risanoコンビでのインタビュー記事。himeとrisanoだからこその絡みもあって、微笑ましい限り。「MONEY CASH CASH CASH」の〈100 LLLL DDD KKK〉に関する話や「Danger Treasure」のリテイクの話は、記事だとここだけで書かれている気がします。どっちも面白くて、良い話です。


【インタビュー】lyrical schoolから届いた、『Wonderland』への入場券 | BARKS

こちらはhinakoとrisanoのタッグでのインタビュー。たぶんリリスクの中では、一番危険な組み合わせだと思うのですが、期待通り(?)なかなか面白いインタビューになっていると思います。特にhinakoのぶっ飛び具合は流石。笑


鼎談:minan × Rachel × valknee|フィメールラップの流動性と自己肯定の原動力 | Qetic

インタビューとしての射程の長さ・広さはこちらが群を抜いていますね。minanちゃんと、制作で関わったRachel・valkneeの鼎談です。製作側の見方も踏まえた作品の話はもちろん興味深いのですが、HIPHOPの文化とか、もっと踏み込んで、それぞれの活動の原動力とか、普通のインタビューでは触れられない話もあって、とても面白かったです。
hyperpopとも掠りますが、minanちゃんでもリリスクでも、(sic)boyとの絡みはめちゃくちゃ観たい/聴きたいですね、何卒。。。


ここからは、3曲の楽曲制作に関わった泉水マサチェリーのnoteを三つ。このアルバムのコンセプトの核になる曲群だと思います。それにしても制作備忘録は、曲の裏側が観れて、面白い話ばかりです。

Lyrical School/ニューアルバム「Wonderland」発売おめでとう。|泉水マサチェリー|note

Curtain Fall / Lyrical School 制作備忘録。|泉水マサチェリー|note

SEE THE LIGHT / Lyrical School 制作備忘録。|泉水マサチェリー|note


ニューアルバム”Wonderland”発売記念 だらだら制作裏話会

これまで色んな記事を貼り付けてきましたが、全然出てきていないような話が、こちらではたくさん裏話として出てきていました。本当に細部まで作り込まれていて、この作品が出来上がるまでに、膨大な時間と想いが詰め込まれているのだと感じる内容でした。自分のブログでも触れ忘れていたロゴの話にも十分時間が割かれていて良いです。アーカイブが5/11までとのこと。


lyrical school『Wonderland』制作陣メッセージ ツイートまとめ
こちらは↑がリンクです。Twitterで公式さんが発表していた制作陣のメッセージを中心にまとめておきました。愛が感じられて良きかなと思います。


lyrical school「Wonderland」について。 | Real Life Journal.

最後はこちら。ブログを書く前、何か文章にまとめようかと思いつつも、大変そうだったので、二の足を踏んでいたのですが、このブログを読んで、吹っ切れたところがあります。自らの視点から、曲について細かく触れていて面白いですし、リアリティがあって、良い文章だなと思います。


ということで、『続・ lyrical school「Wonderland」について書きたい放題書く』として、補足的な内容を書いてきました。改めて色んな記事を読んでみても、「リアルとフェイク。ヒップホップとアイドル。その狭間の揺らぎをとらえ」ているのが"Wonderland"という作品だし、リリスクなんだろうと思いました。今後、ここからどのような活動を見せてくれるのか楽しみです。

リリスク関連の文章、常に読みたくて探しているので、他にもこういうのあるよとかありましたら、是非教えてください!お願いします!!


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