手書きが苦手な理由は、「字が汚いから」だけじゃない

なんとなく考えたことがあり、自分の中で腑に落ちたので、書き残しておきます。
自分はとにかく手書きが苦手です。出来るだけ何も手書きで書きたくない。。。
その理由はシンプルに「字が汚いから」だと思っていて、大きなコンプレックスでもあるのですが、ふと、それだけじゃないかもと思った話です。

話が一気に変わるのですが、
先日、京都に旅行に行って、「サウナの梅湯」という銭湯に行ってきました。

廃業寸前だった銭湯の経営を引き継ぎ、2015年にリニューアルオープンしたという素晴らしい銭湯です。

もともと廃業寸前だったということもあると思いますが、
まさしく昔ながらの銭湯な感じがして、非常に良い体験だったのですが、印象に残ったのが「梅湯新聞」でした。
定期的に発行していて、風呂場に貼ってあるようなのですが、以下に書いてあるのが、まさしくです。

梅湯で働く若い子達お手製の、手書き新聞。下手くそな文章もあるし、めちゃくちゃ上手なイラストもあって、その梅湯新聞が銭湯の壁に貼ってある。これを湯につかりながら読むってのはなかなか良いです。若い人たちの夢を共有しているみたいな気分がして、それを見て「いいな~」と。いつかコンバースのことを書いている人がいて、僕はそれを見てコンバースを買いました。

手書きの良さというのは個性が出るということだと思っているのですが、これをぼんやりと眺めていた時に、自分が手書きが苦手な理由がもう少しわかってきました。
それは、自分の「書きながら考えるスタイル」かつ「書きたいと思ったことは書きたい」という特性があるからです。

「書きながら考えるスタイル」は、それなりにわかる人いると思うのですが、文章書く時って、もちろんキーワードや骨子はある程度頭にあるのですが、細かい部分は書きながら考えていますし、その中でキーワードや骨子もがっつり変わることが多いです。
そうなると、手書きでは書きづらくなります。なぜなら、手書きでは基本的に書くスペースが決められていることが多いからです。梅湯新聞もおそらくスペースが個々人に割り当てられて、その中で何を書くのかは個々人に委ねられているのだと思います。
こうなると、事前にちゃんと書くことを決めておかないと、書きたいことが枠にはまらないという事象が確実に発生してしまいます。

しかしながら、自分は「書きたいと思ったことは書きたい」という特性もあります。うまく枠にはめられる人は、自分の書きたいことを調整しながら枠に合わせて書いているのかなと想像するのですが、それがなかなか厳しい。
思いついたことは書かないと、ストレスが溜まってしまいます。


これらの組み合わせで、自分は手書きが苦手なんだなと、ぼんやり考えていました。
妥協点は、「事前に一度書いてからそれをトレースする形で本番の手書きをする」だと思いますが、それってめちゃくちゃつまらないですし、その時はまた書きたいことが変わりそう。。。

ぜひ、手書きが苦手な人がどうしているのか?や、得意な人の考え方やアドバイスがあれば、聴いてみたいところです。

#日記 #雑記
#手書き #コンプレックス

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