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vol.7:カマラ・ハリス氏 ~Vodka's input journal~

 バイデンさんが出馬を断念し、後任に副大統領のカマラ・ハリス氏が指名される運びになった。そこで、今日はハリス氏のprofileを調べ、新しい大統領候補への理解を深めることを目的とする。

プロフィール

名前:カマラ・デヴィ・ハリス (Kamala Devi Harris)
生年月日:1964年10月20日(59歳)
出身:カリフォルニア州オークランド
家族:インド系の母(内分泌学研究者)とジャマイカ系の父(経済学者)。夫はユダヤ系弁護士
学歴:ハワード大、カリフォルニア大ヘイスティングス法科大学院

経歴

  • サンフランシスコ地方検事、カリフォルニア州司法長官を歴任。全米で初めて警察官にボディカメラの装着を義務付け(Black lives matter運動の影響)

  • 2017年に上院議員に就任。黒人女性としては史上2人目

  • 2020年の大統領選でバイデン氏の対抗馬として出馬したが、支持を広げられず撤退

  • 21年に初の女性・アフリカ系・南アジア系の副大統領に就任

評判

  • 人工中絶問題や女性・黒人・LGBTQなどのマイノリティに関する問題の取り組みへの評価が高い。格差是正にも積極的

  • 銃規制、人工中絶合法化。無党派層の若者・女性を意識

  • 上院議員だった2019年に「Lift the middle class」法案を提出。年間所得10万ドル未満の納税者への優遇を新たに導入してトランプ減税を廃止する内容だった

  • 不法移民問題で「来ないでほしい」と発言して人気低迷

「米墨国境まで危険な旅をしようと考えているグアテマラの人々には、はっきり言っておきたい。来ないで (Do not come)」

  • インテリで冷淡という印象で、過去にはホワイトハウス副大統領スタッフの大量辞職を招いたこともあった

  • フェミニストからの圧倒的支持を持っていたが、民主党のクオモ氏にセクハラ疑惑が出たときには沈黙するなど、身内に甘い姿勢が批判を招いた

  • ハリスのスタンスは中道なので、左派の民主党支持者にとってはかなり保守的に映ってしまう面があり人気がない

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