変形性腰椎症

こんにちは!柔道整復師のしょーいちです!
今回の記事では変形性腰椎症について解説していきます。

どんな疾患?

腰椎の間にある椎間板が加齢を主とした原因によって薄くなったり、腰椎に骨棘が形成されてしまい起こるものです。

原因

重い物を持つ、激しいスポーツ活動、長期間の座る姿勢、冷え、体型など色々な原因があります。
また、女性は更年期障害の1つとして発生することもあります。
多くは腰を反らした時に痛みが出ます。

症状

主な症状は腰痛です。特に朝起きた時など体を動かす時と仕事などした後に痛みが出ます。また、他の腰の疾患と同様に殿部や大腿部に痛みが出ることもあります。
冷えによる痛みの場合は入浴中に痛みは消失します。
痛み以外にも腰のだるさや重たい感じなどの自覚所見があります。

検査

画像検査によって異常がないかの確認をします。骨棘があるか、椎間板が小さくなってるかなどの確認をします。画像に異常があっても症状がでない事もあります。

治療

無症状の場合治療をする必要はありません。
症状がある場合は基本的に保存療法を行い症状の軽減できるように治療していきます。
この疾患は加齢や老化などが原因なため完全治癒することが難しいため電気療法や温熱療法で血行循環を良くしたり運動療法、ストレッチ、トレーニングなど筋肉の老化を防ぐ(遅らせる)ことをしていきます。また、痛みが強い場合は薬の投与やコルセットをして腰の負担を下げます。

痺れなどの神経症状や痛みによる歩行障害が強い場合は手術をすることもあります。

予防

この疾患は予防をしっかりすることで無症状のまま過ごせる可能性があります。
そのために日頃から体を動かす、ストレッチなど行い体型の維持をすることが大事です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?