社長は現場の気持ちが分かっていない
ぞす
毎月行っている全社mtgの資料をnote化した記事になります。
ヒトは、口頭ベースにてメッセージングしたほうがニュアンスや想いはつたわりやすい。一方で、ヒトはすぐに忘れる生き物なので、コンテンツとしてログに残すことで、メッセージング内容の定着率をあげることが狙いです。
メンバーが「限定合理性が生まれている」「感情とうまく付き合えていない」「主語が大きくなっている」など、事象が発生していると感じた際、この記事を見返してもらうことで、冷静に自分をふりかえるキッカケになったらなと。
ログを残すことは、コミュニケーション効率や密度を良くなるため、noteを書くことの強いメリットになってます。
では、本題
表紙
長くなってしまうのが私のわるいところ
分かり合うことは、期待値調整の一つとして重要視しています。
組織課題が増えたため、コミュニケーションのあり方を目線合わせしたい
社長の時間の使い方を変更し、1on1を適切なレポートラインの人に任せることにしました。理論上はシンクロ率が低下するのでメッセージ。こわい
上記テーマで8ページ。殆どの内容が下記書籍に書いてあることを言及。
思考の整理として大変勉強になった。もっと早く読みたかったと思いつつ、今だからこそ課題と照らし合わせてハラオチできました。良書。
「他人」は、いくら考えても決してわかるものではないので、
コミュニケーションを通じて不確実性を削減するしかない。
2つを完全に無すことは不可能。まず、存在を認識することが大きな一歩。
構造的に、役割/立場/社歴など色々な確度で非対称性は発生してしまう
管理部が行った組織全体の目線合わせやコミュニケーション密度を上げるための施策が、「無駄じゃないすか」と、合理的に感じないメンバーもいる。
(年に一度の社員総会とか)
営業にとって合理的でエンジニアは不合理に感じる事象はある。相互の感情や論理を尊重した上で、全体の最大公約数的な打ち手を考える。
組織構造上で視野が広く会社経営として長期的に捉える社長と、顧客の声と向き合うため短期的に捉える現場。それぞれの情報量や情報の質が異なる。
(図が良い感じじゃない気が。あと、社長と現場という言葉は好きじゃない)
社長と現場のそれぞれの持つ情報をそれぞれに届けるのは大変。
結節点として、レポートラインが間に存在し、橋渡しとなる。
責任の所在を明確化/責任の重み付けを明言して、
全メンバーにて共通認識を取ることは価値がある。
2つ目の記載内容は理解出来るものの、ゴールとする状態になることの難しさたるや。何度も触れますが、目指す情報の透明性のゴールをみんなで共通認識を取ることが大きな一歩。
大事な補足として、何が何でも自責思考は求めてない。つらいので。
そういう事を言いたいのではなくて、相手がのほうがわるいと感じるシーンにおいても「自分でもカイゼンできることないかな?」と、
優しく思って欲しいなというニュアンスです。
(面識はないのですが、)元LITALICOの中俣さんが上記内容をTweetしていた記憶です。引用したいのですが該当Tweetが発見できませんでした。
サイバーエージェント藤田さんの記事を殆ど引用
書籍「エンジニアリング組織論への招待」の引用。
合わせて読みたいTweetが下記
得てして二項対立で考えがち。
落ち着いて俯瞰して捉えてグラデーションを意識する
大切なことはブチャラティが全て教えてくれる
事象の輪郭がぼやけ、認知バイアスが生じるため、直接取りにいく
課題解決したい場合、営業が/若手が/現場がなど言わないようにする。
具体事象を明確に。
限定合理性における着地点をつくるとき、想いの強さが突破口になる。
免責事項。免責を書くのがぼくのズルいところ。
長くなりすぎてゴメンナサイ。
ストーリーとしてまとめてメッセージングしたかったため。
分かり合うこと。
一歩努力して受け手に「適切に」届ける努力をみんなでしていきたいです。
まとめ
「エンジニアリング組織論への招待」を軸に、発表内容をまとめました。
とくに、書籍に書いてあった下記一文がハラオチしました。
エンジニアリングという行為は、何かを「実現」することです。実現のために、不確実性の高い状態から、不確実性の低い状態に効率よく移していく過程に行うすべてのことです。
目に見えやすい仕組みとともに、物事の考え方としての大切なことや共通認識をまずは持とうという内容でした。
蛇足①
試しに、記載した発表内容をSpeaker Deckでまとめてみました。サマリーだけ見たいヒトはSpeaker Deckで、補足も見たい場合はnoteで。
蛇足②
我が子が通うプログラミングスクールにあった張り紙。良い
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