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治未病でメンテナンスに最高な東洋医学

未病を治す

東洋医学の特徴として「治未病」(未だ病まざるを治す)という言素がよくつかわれます。

まだ病の症状として出る前に治してしまおうという考えです。

最古の古典にも登場した健康を維持するための考え

未病という言葉自体は、最も古い漢方医学の古典「黄帝内経素問」や鍼灸等の古典『難経」などに見られます。

特に有名な文章で、「難経」七十七難の
「上工は未病を治し、中工は巳病を治す」が挙げられます。

良い医者は未病を治し、並みの医者は今ある症状を治す

という事です。

病気の発症をその予兆によって知り予防するとともに

いったん発病した場合であっても重篤にならないよう早期・適切に処置することが重要であり、これによって疾病の他の臓器への拡散・転移および疾病の悪循環の防止が期待できるとされています。

未病治の考え方は日々の活動や健康寿命をのばす事に役に立つ

東洋医学では健康と疾病のじょうたいが二律背反ではなく地続きであり、その時の体調や疲れ具合などの総合的な要素で症状が出てくると考えられています。

多忙な日常を過ごしていると体の中では疲れが蓄積していき、ある時一気に症状として現れます。

定期的に脈を整え体の奥の疲れをとる事で、体調を崩しずらいように健康をマネージメントする事ができます。



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