穏やかに生きることと、無理をしないこと
ここ数年、穏やかに生きたいという欲求がずっとあって、仕事の量を減らしてみたり、働き方を見直したりしていました。
私がイメージする「穏やかに生きる」とは、時間に追われないこと、子どもに笑顔で対応するゆとりを持つこと、殺伐とした人間関係に関わらないこと、十分な睡眠時間と余暇の時間を確保すること、などです。
そのため、わくわくできない仕事は断り、土日や夜は基本的に働かない。
最近はこのスタイルを貫いてきました。
今、時間的にはゆとりのある生活をしていると思います。
定期的に仕事をいただく取引先があるので、依頼があれば仕事をし、それ以外の時間は家事や読書などに使い、子どもが帰ってくる時間には子どもに向き合って、宿題など見るようにしています。
こう書くと理想的な暮らしに見えるのですが、何だか最近もやもやしていて、私は本当にこの暮らしを続けていていいんだろうか、と思うのです。
穏やかに生きようと考えたとき、「無理はしない」と決めました。
自分のできる範囲で、やりたいことをやろう、と。
それも間違いではない、と思います。
でも今、新しいところへ行きたいと思うようになりました。
もう少しやりたいことを自分から探しに行ってみようかな、と。
これは、穏やかな時間を満足いくまで過ごしたからこそ、言えることです。
「無理をする」は決して悪い意味ばかりじゃない。
新しい場所へ漕ぎ出すために、少し力を使うことも、時には必要なのかもしれません。
力を出して頑張りながら、穏やかに生きることもできるのではないか。
そんな気がしています。
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