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40代の婚活事情 〜現実を受けとめる勇気〜

私は、42歳の終わりに結婚しました。
適齢期を過ぎてからの結婚。
焦りとは裏腹に、直面する現実の厳しさ。
いろんなシビアな問題を目の当たりにしました。

そこで、絶賛婚活中の方や
これから結婚と向き合おうと思っている方々に
何かのエールになればと思い、
当時の私の婚活について
語ってみたいと思います。
すでに結婚されている方も、
ぜひ興味本位で覗いてみてください。


ネットやアプリでの出会いは当たり前

私が結婚に焦り感じ始めたのは、
39歳の終わり頃でした。
実は23歳から結婚を決めるまで、
彼氏を欠かしたことがなかった私(笑)。
その時も付き合って10年になる彼がいました。
彼は別れるつもりはないが結婚願望がなく・・。
さすがに40歳になって
ウエディングドレスを着るのは辛い・・・。
そう思った私は、彼に堂々と公言した上で
婚活を始めました。

私の周りには、
30代前半の婚活中の女子が数人いました。
そんな女子たちの間で盛り上がっていたのが
“婚活アプリ”。
今では当たり前の婚活アプリですが、
当時はまだ
「ネットで知り合う=犯罪への危険性」
というイメージが強く、
手を出すにはかなり躊躇しました。

婚活アプリでは条件が重要視される

登録でまず大切なのは、
第一印象となるプロフィール写真!!
気になる人を見つけたら、
まず「いいね!」を押せるのですが、
「いいね!」の数が圧倒的に多いのは、
男性なら、まるで俳優?と思うような
爽やかで清潔そうな人、
女性なら、とにかく笑顔が素敵な人
なんですよね。

確かに写真だけでは
性格までは分かりませんから、
写真が判断要素としての重要度が高くなるのも
納得です。

でも、男性の場合、
実は容姿以上に影響力の高い条件があるんです。

それは・・・・・
ズバリ!!
年収。。。。です。

「えっ、この人そんなに格好良くもないのに、
なんでこんなに人気が?」
そう思ってプロフィールを見ると、
みんな揃って年収は1500万円以上!!
女子ってほんと現実的ですよね(笑)
結婚するにあたって職業や年収というのは、
生活に直結するため重要な条件になる
っていうのも納得できる気もします。

女性には賞味期限があったと軽いショックを受ける

では、私の婚活はどうだったかというと。。。
「いいね」やメッセージは、
それなりにいただきました。
でも・・・・。
メッセージをくれるのはね、
50代、60代の見た目もおじいちゃんじゃん!
って感じの人ばかりなんです(涙)
たまに40代の方もいらっしゃいましたが、
そのほとんどがバツイチ・・・。
いくつになっても婚活するのは自由ですし、
どんどん出会いを求めていいと思っています。
でも、まだまだ行ける!っと
変な自信を持っていた私は、
最初愕然としたんですよね。

なんで??
私の賞味期限は完全に切れていたの????

私は初めて“結婚”という現実と向き合い、
重い腰を上げるのが遅かったんだということを
悟りました。
大きな後悔です。

そこで、私は現実を知り、
本当に結婚をしたいと思うならば、
憧れを捨て、条件を緩めるべきだと思いました。

まず最初に外したのは、
初婚というフィルタです。
そうすると、魅力的な人も
たくさんヒットするようになりました。

女性とのお付き合いにもきちんと対応できるし、
ストレートに言うと、売れた商品ってことで
魅力はあるんですよね(笑)

結果、バツイチの方と何人かお会いし、
一人の方と1年以上お付き合いをしました。

※ちなみに、実はたまに20代のかっこいい男の子からもメッセージが来ました。
「年上好きなんです!」と(笑)
一瞬、テンションが上がりそうになりましたが、
「いやいや、どう見ても遊びでしょ!!」と
無視しましたよ(爆笑)

結婚に何を求めるのか?

私がなぜ、同年代のいわゆる条件の良い人たちに
相手されなかったのか。
それにはいろんな要因があると思いますが、
一番は年齢だったのでしょう。

単純に男性は若い人の方が好き!
っていうこともあるかもしれません。
でも、一番の理由は、
おそらく妊娠・出産問題です。

子供を望む男性なら、
女性の年齢は気になります。
どんな美人でスタイルの良い
40代の女性がいたとしても、
20代や30代前半の素朴な女性を選ぶのです。

実際、50代や60代の男性が
どうしても子供が欲しいので、
20代の女性を紹介して欲しいと言って
結婚相談所に駆け込む例がよくあるそうです。

女性の中には「10歳差でも良いですよ」
という人も多いと言います。
実際に私もそうでした。

でも、いざ婚活を始めると、
やはり歳の近い男性を選ぶんですよね。

若い女性を求めるには、
ライバルがたくさんいるということも
知っておくべきなのです。

ライバルに打ち勝つには!!
そうなると、冒頭に話した「年収」という条件が
大きく関わってくるんですよねーーー。

しかも、
出産にタイムリミットがあるのは、
女性だけではありません。
男性にだって、年齢と共に
出産がしづらくなってくるんです。
女性だけに年齢制限を求めるのは、
相手に対して失礼なことなのです。

私が40代で婚活をして学んだことは。。。
“結婚に何を求めるか”ということです。
一生に一度の決断、妥協せず
自分にとって理想の相手を探し求めることも
大切だと思います。
けれど、
そうやって相手探しの旅を続けるとともに、
時間はどんどん経過し、
自分も歳をとっていくんですよね。

ぜひ、忘れないで欲しい。
自分自身の条件も
どんどん下がっていくんだということを。

相手に求める条件が多いほど婚活は苦戦します。
そこで!!
相手に何かを求めるばかりじゃなく、
きちんと自分を振り返り、現実を受け止め
本当に大切なものがなんなのかということに
気づいて欲しいと思います。

男性も、女性も、若さは魅力です。
特に女性の若さは最強です!
けれど、歳を重ねることによって磨かれたもの
そんな宝にもぜひ目を向けてください。

子供はいずれ成長し親の元を巣立っていきます。
最後に残り、余生を送るのは夫婦なのです。
「あなたと一緒にいられて幸せ」
と思える相手を、
1番の条件にして欲しいと私は思います。


※余談ですが。
私は結局、婚活ではなく自然な出会いの中で
今の夫と知り合い結婚しました(笑)
でも、「一緒にいられて幸せ」って
心から思っていますよ。

そして、当時一緒に婚活していた仲間は
1人を除き、みんな婚活アプリで知り合った彼と
無事結婚しました❤︎

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