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誰も買わない商品を食べる活動 第1回

スーパーは、俺にとって好奇心を表現する場だ。

話題の新商品を手に取る。
テレビで見たあの商品を手に取る。
当然、いつもの商品を買うのもいい。
消費行動とは一般的にそんなものだろう。

ただ、俺は違う。
日常をいかにずらし、いかに未知なる引き出しを開けるかが俺の消費行動だ。

そんな俺が目を光らせ探すのは、全く聞いたこともない、そして誰も買わなそうな商品。
生みの親に大成を願って送り出されながらも、まだその輝きをひた隠す商品。

彼らに、「誰よりもまず俺に、知らない世界を見せてくれないか」とお願いする。
これはそんな活動である。

第1回
"和菓子屋のくれーぷ
チョコホイップ&チョコチップ"

値引きシールは勲章である

???和菓子屋どこ?
あんこ入ってるならわかるよせめて。
チョコホイップ?ないすとぅーみーちゅー。
あいむふぁいん。

そしてクレープもどこ??
俺の知ってるクレープじゃない。
少なくとも細長いよな?
こんなコンパクトなクレープってあったか今まで。

開封

サンマ食べる時に使う
和風の皿に置いたが...

正方形すぎる。
キリストから今まで、クレープがこんな角張っていたことないんじゃないか。
ただ、どちらかと言うと洋菓子寄りな見た目。
そのおかげで和菓子屋も引き続きシャッターを閉めている。


めっっっっっちゃ折りたたまれてる。
それはそれは丁寧に。
もしかしてこの丁寧な仕事が和菓子屋要素?
和菓子屋の概念はそんなに抽象化されてんの?

断面

断面見るのはあんまりやらないのだが
今回ばかりは気になった

やっぱりめっっっっっちゃ折りたたまれてんな。
上と下で生地の分厚さが違いすぎる。

ミルクレープでも間にクリームという小休止を挟んでいるのに、クレープ生地のみで猪突猛進だ。
そんなにストイックで大丈夫なのか。
あ、もしかしてそういう頑固さみたいなのが和菓子屋要素なのか?

食べた。

普通に美味しい。
チョコチップもちゃんといるし。
生地重なりまくってるところのおかげでコンパクトさに対して食べ応えある。
無難に美味しいクレープだわ。なるほど。





和菓子屋は!??!?!?



和菓子屋は!??!!??!?!



第2回に続く

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