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節分から始まる学び

小学部スタッフ静です。

実は私、ものすごく怖いお面を作ってみたかったのです。

1月に、みんなで豆まきがしたいねという声が出たので、張り切って怖いお面を作ってみることにしました。

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張り子のつくり方を調べて、なまはげの絵本も借りて、張り切って3週間もかけて作りました。

でも最後、なんだかどうしても可愛くなってしまって困っていたのです。

すると3年生の子が、「私も作りたい!」と言い、素晴らしい集中力で、なんと3日で!ものすごいクオリティーのお面を作って持ってきました。

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こわーーーー!!!!!郷土資料館に飾ってあるやつみたい!!!

怖さは目だとアドバイスをいただいて、やっと恐ろしい顔のお面が完成したのでした。

ところで、節分で投げた炒り豆。自分たちでも作ってみることにしました。

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5年生が、確か作り方が3年生の教科書に載っていたよ!と読み聞かせをしてくれました。そしてみんなで、実際に大豆を炒ってみました。

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できた炒り豆は…「美味しい!でも、ものすごくかたい!!!!」

買ったものと見比べてみると、形が全然違います。

もしかしてこれ、水に浸してあるんじゃない!?

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今度は水に一晩浸してから、もう一度炒ってみました。

やったー!!!同じ形にできた!!!そして、そのまま炒ったものよりも柔らかい!!(ついでに青大豆と白大豆でも食べ比べ)

大豆であんこもできるのかな?高野豆腐も大豆からできるらしい!もやしも育てたい!と、作る予定のものがどんどん増えていきました。

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翌日、保護者の方が小豆を炊いて持ってきてくれました。

おいしーーーい!と子どもたち。

先週はお誕生日会の計画があったりして、一度この探究はストップしてしまっているのですが、なにやら子どもたちの話を世間話を聞いていると、

豆を水に浸して、どこまで膨らむか調べている子

小豆のつくり方をお母さんに聞いて、紙にまとめている子

イチゴ大福を作った子

もやしを育てている子

など、家でそれぞれの探究がものすごく進行しているようです!!!!!!

学校で吸収した学びの種が、家でどんどんどんどん育ってる!!!!!!!

これには驚きました。

何でよー!!!教えてよーーーー!!!!!と思ったりもしましたが(いや気づけよ 笑)

「学校で学ぶ」より「自分で学ぶ」人になってほしいと常々思っていた私は、家で伸びていた子どもたちの素敵な学びの芽にようやっと気づき。

すごいな!!!!と感心し、嬉しくなり、

さてこれを、どう協働にしていくのかをものすごく悩んでいます。

「知りたいことを見つける」→「調べてみる、やってみる」

そこからさらに、

「今こんなことをしているよ!」「こんなことやったよ!!!」それをみんなでシェアして、つなげて、さらに深めていくために。

どうすれば、みんなでわくわくできるだろう。

どうすれば、学びがさらに深まるだろう。

いや全くわからない。未熟なスタッフで申し訳ない!!!!!!!


でも「こどもたちが、みんなの学びがつながると、もっと面白いぞ!!!」と思えるように。

よ~くみんなの様子を見て、考えていきたいなと思いました。

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