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【感想】きっと、赤いマフラーが欲しくなる 台湾映画『赤い糸 輪廻のひみつ』



〈あらすじ〉


映画ポスター

 若くして亡くなった主人公は、冥界に記憶喪失の状態で送り出されてしまった。

 おまけに生前の行いを表す10粒の数珠も
悪行の珠ばかりだ。

 主人公は悪い行いを善行で埋め合わせようと、
縁結びの神職“月老(ユエラオ)”に志願する。

 ところが、月老は男女ペアでないと
務まらないという。そこで主人公は渋々
ギャルの女の子“ピンキー”とペアを組む。

 紆余曲折を経て晴れて月老となった
主人公とギャルは、月老の仕事をこなしつつ、
主人公の記憶を取り戻そうと
記憶の手掛かりを捜索する。

 捜索の甲斐あって、主人公は亡霊として
生前に付き合っていた彼女に此岸で再会する。
彼は彼女に再会して、全てを思い出す。

 それから主人公は、
ギャルのパートナーそっちのけで
生前付き合っていた彼女に執着するようになる。

 ところが、亡霊である主人公は
生者の彼女にどんなに話しかけも、
彼女には届かないようでー。


〈映画の概要〉

・怪談話好きや輪廻転生をちょっとでも
信じている方にとてもおすすめの映画。

・大人向けではあるが
(少なくとも中高生以上推奨)、
感情が揺さぶられる映画。

・鑑賞者の状況(特に恋愛)によって、
かなり感じ方が変わる映画。

・とあるシーンを起点に超泣ける。

・台湾の神話?をモチーフにした
キャラクターが出てくる。

・ちょっとずつ主人公の過去が
明かされる手法が流石である。

・終演後は赤いマフラーがきっと欲しくなる。

・アクションシーンも迫力がある。

・サブキャラもいいキャラたってる。

・Wヒロインなのだが、系統が違った美人さん。

・犬が劇中で大事な役割を果たしている。

・コメディ要素が結構あるので、話が重たく
なりすぎず、バランスがとれている。


〈感想〉

・ファンタジーに振り切った映画なので、
ファンタジー苦手だと鑑賞が難しいと感じた。

・ラブコメ/シリアス/コメディの塩梅(緩急)
がなかなか絶妙であった。

・愛や縁とは何なのか考えさせられる。
身近な人を大切にしようと思える。

・冥界の描写がファンタジックで素敵。

・ホラー要素は確かにあるが、
ホラー苦手な私でも大丈夫な程度であった。

・善行を積み重ねようと思える。

・もっと台湾の映画や文化を知りたいと思った。

・「好き」っていう感情は奇跡なんだと思う。
美しい恋愛映画。


〈総評〉

 泣けて笑えて感動する、真面目な
純愛ファンタジー映画であった。
スッキリ純愛で泣きたい方にとてもおすすめ!


〈おまけ〉


シネマート新宿
レトロ!


ブーストサウンド
すごい音響が良かった
特に立体音響と重低音

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