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たこ焼き・ころんころん

たこ焼き・たこ焼・タコ焼・たこやき
お店により表記が違うのです。
ひらがな・送りがな・カタカナ・漢字。
いろいろあるのも知っタコね。

タコがいうのよ

中に入っている具は、多少の違いあれど。
基本は、タコが入っているので「たこ焼き」です。
色のアクセントに、赤・紅ショウガ。
緑・青ネギも欲しいところです。


タコ焼きも、具がいつも同じだと飽きませんか?
お店によって、ミックスベジタブルやチクワ。コンニャクも。干しエビが入ってたり。


まんまる、たこ焼きの中は奥が深い。蛸壺のようだと、タコがいうのよ聞こえタコ。


素顔のままで

たこ焼きの上から、かかっているソース。
ハケで大胆に、ぬりぬり。
トロンとした中にも甘さ・辛味があり、たこ焼き生地と合うように各店、こだわりのソースが存在します。

ソース かつお粉 青のり


実はわたし、何もつけない「」のたこ焼きが好きです。
ちいさい頃に食べてた、たこ焼き屋さんがソースなしのお店でした。


「素顔のたこ焼き」「素の、たこ焼き」「素焼き」
生地にダシと醤油が入った、しょうゆ味のたこ焼きでした。


わたしが小さい頃、住んでいたのは下町。
運河が一本と公園。町工場や商店街がある、ごちゃごちゃしたところ。
そんな、町のたこ焼き屋さんは、とても繁盛してました。


工場の作業服を着たオッチャン、大量の持ち帰り。
車で乗り付けて、たこ焼きを段ボールいっぱいにして帰る背広のオジサマ。
制服を着たお姉さんも両手に、あっつあつの小舟を下げて。
小学生がおやつに、お母さんがお茶うけに、手軽に食べれる、たこ焼き。
開店からずっと、お客さまが並んでいました。

香ばしい鉄板の魔法。
みんな鼻から味わいます。買いに来る者の特権。
お腹いっぱいならぬ、鼻いっぱいになったころに、しぶんの持ち帰りの舟がやってきます。
たくさんの兄弟舟が出港するそのお店、残念ながら廃業されました。


この舟を漕いでゆけ

薄い木の皮の舟。いまや貴重です。
白いプラスチック容器で、やってきても陽気に食べタコね。
小舟にキチッと並んだ、たこ焼き。
ツルッとした、ポコッとした、たこ焼き。
つまようじのオールで、動かしたり、つついたり。

「おまえが買って喜ぶ者に、おまえのオールをまかせるな」…なんて歌もありました。
あれっ…「おまえが消えて」ですね。失礼しました。



素のたこ焼き

お気に入りのお店が廃業したので、ソースなしの「のたこ焼き」を探しました。
やはり主流はソースありのたこ焼き。


たまに「塩だけ」「ポン酢」はあるんです。
しかし生地のダシが効いてて、そのまんま、くちに放り込んで、美味しいと感じる「素のたこ焼き」は、ありませんでした。


何もつけない「のたこ焼き」食べたい。
しば漬け食べたい。
粉モンが切れイライラしてきました。
中毒症状。アル中ならぬタコ中です。


会津屋さんのラヂオ焼き

新規開拓の道は、やめタコ。
仕方がないので有名店へ。
ここは「素のたこ焼き」だけのお店です。
最終手段として温存しておきました。

あのグルメ漫画が壁に貼ってあります。

会津屋あいづやさん
大阪市天王寺区悲田院町10-48
天王寺ミオ プラザ館M2F


名作『美味しんぼ』77巻抜粋です。
原作・雁屋哲  作画・花咲アキラ

1983年からリアルタイムで読んでいました。

わたしがいつも行く会津屋さん。
お店は大阪に9店舗・東京1店舗ありますよ。


見タコとありますか?
何もつけない、たこ焼きの発祥とされる「ラヂオ焼き」
好き嫌いがあると思いますが、いちど食べタコね。


●公式サイト●会津屋さん●

https://www.aiduya.com/shop.html


会津屋さん店内の壁 
『美味しんぼ』77巻抜粋

元祖ラヂオ焼き

ころんころんの つるっつる。
こんなに まんまる ふっくふく。
たこ焼き つるんつるんの ほっかほか。

ランチセット
塩焼きそばとラヂオ焼き


ころころ こころも まぁるくね。
ほかほか カリトロ
ダシが馴染むので冷めてもうまい!

箕面みのおビール


おつまみもあります。


つるんつるん スキンヘッド
上司の数だけ食べてよし!
ストレスの数だけ食べてよし!

ちいさい頃食べてた「素のたこ焼き」屋さん。
なんで流行ってたか、おとなになって、わかっタコ。


ソースがほっぺやくちに、青のりがベッタリと歯につかないからかぁ。そうタコ。


気にせず、タコさん食べれるね。


毎週日曜日は
「自由エッセイの日」


いつも こころに うるおいを。
水分補給も わすれずに。


最後までお読みくださり、
ありがとうございます。

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