ベーグルとコーヒー 2019. 12. 28
初日の夜は、とにかく眠れなくって。
体は大して休まっていないのに、夜中や明け方に何度も目が覚める。
どうしようもなく、朝を待った。
そんなに興味があったわけでもないけれど、ホテルの近くに人気のベーグル屋さんがあったので、せっかくだから出かけてみることにした。
朝の6時30分。NYの外はまだ暗い。通りの建物の影がちょっとこわい。
ほんの1ブロックほど行った角に、小さな灯りが見えた。
こんな早朝から、店内にはそこそこの人がいた。
そのにぎわいに驚くとともに、少し安心感を覚えた。
ベーグル1つ買うのにも緊張する。
メニュー表を見てもよくわからない。注文の仕方がよく分からない。うまく伝わらなかったらどうしよう。。。
なんとか手に入れたベーグルと、コーヒーをこぼさないように両手に抱え、足早にホテルに戻った。
狭いデスクで一人きりの朝食は、想像以上に至福のひとときだった。
I'd like to make myself believe
That planet Earth turns, slowly
It's hard to say that I'd rather stay awake when I'm asleep
’Cause everything is never as it seems
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