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欠点は強み
米澤紗智江さんの「こころの講座」、第5回講座「強みや魅力を生かすには」の受講レポート〈前編〉です。
最終回の第5回。ひとつめは、自分の欠点・短所を違う角度から見てみる試みでした。ふたつめは「ありたい自分」になるために意識すべきことを学びました。
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これまでの講義で、ついつい追い求めてしまう「欲しがる心」と、いつも避けてしまう「嫌がる心」、言い換えると、幸せと不幸せの条件がわかってきました。幸・不幸は表裏一体、同じもの。結局、自分が何にこだわっているか、「こだわりの軸」が浮かび上がってきました。
こだわりは執着とも言って、それに苦しめられる、生き辛くなる、手放せない…といったイメージでよく語られます。逆に良いイメージもあります。こだわりの職人とか、こだわりの商品とか。それらには魅力を感じます。
「こだわりには良い悪いは無い、その人の特徴である、「個性」と捉えてうまく使っていけばよい」と紗智江さんは言われました。解消すべき問題と思いがちですが、問題じゃなくて特徴なのですね。
強みや魅力を活かすには?
• 欲しがる心と嫌がる心と同じように、自分が欠点や短所だと思っているところが、見方によっては実はその人の強みであったり魅力であったりすることがあります。
• つまり、その人の特徴には、いいも悪いもないのです。それをどう捉えて、自分や周りが幸せになっていくためにどう使っていくのかが、大切なのです。
そこで、自分の個性を見直すワークをやりました。自分の欠点・短所を挙げて、その良い側面を受講生の皆さんが考えて教え合いました。
私が挙げた欠点は「ノリが悪い、おカタい」です。みんなと一緒にワアワアキャッキャできないの(-_-)。この欠点の良い側面は何か、強み・魅力としたら他人の目にどう映るか、教えてもらいました。
欠点
ノリが悪い、おカタい
強み・魅力
クールビューティ、自分を持っている、安定、慎重、信頼、マイペース、頼れる、物静か、ホッとできる、安心感を与える、独特の雰囲気がある
ワアワアキャッキャ、できなくっていいんだなあ。こんなふうに言ってもらえて、ホッとするし、うれしいなあ。そして、そんなポジティブな表現、自分ではまず辿り着かない。ネガティブな欠点・短所だと決めつけて思い込んでました。そう解釈してましたね。
自分をどう捉えるか。セルフイメージは変えられますね。セルフイメージが変われば行動も変わってきますね。
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ひとの個性も含め、事象はすべてニュートラル。悪く捉えることもできるし、その反対側も必ずある。物事をどう捉えるか、意識的になりたいです。
ふたつめの「ありたい自分」になるために意識すべきことは、受講レポート〈後編〉につづきます。
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