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幸せの条件は、不幸せの条件

米澤紗智江さんの「こころの講座」、第3講座の受講レポート〈中編〉です。

物心ついた頃から小学校を卒業する頃までの間で【よかった】エピソードを3つ挙げてみてください。

第3回講義「欲しがる心と嫌がる心(接近と回避)」より

ライフスタイル分析で、よかったと感じた子どもの頃の記憶を観察しました。3つのエピソードに共通する条件を探しながら、接近(欲しがる心)の側面から自分の行動を観察しました。これで、自覚しないまま、自動ロボットのように、ついついそう反応してしまう、心のクセが見えてきます。

今回、私が取り挙げた3つのエピソードです。

・祖母が私を肩車をしてくれたのがうれしかった。
・叔母が出してくれたカルピスドリンクがびっくりするくらい濃くておいしくてうれしかった。
・叔母がいとこ達と一緒に遠足に連れて行ってくれてうれしかった。

私の場合、なんなのかしら、共通項は? 講座時間の関係で紗智江さんの聴き取りは受けなかったのですが、私が自分で分析してみるのもいいですよね。

まず言いたいのは、うちで飲むカルピスは薄かった!(笑)。カルピス濃度を含め、親が決めた枠組みの外にいますね。親が出てこないですもんね。誰かに支配されてない、自由さ、伸びやかさがよかったのかも。私を良くわかっている近しい人が大切にしてくれていますよね。これもよかったポイントだと思います。

これらが、無自覚に、ついつい喜んでしまう、私の心の反応パターンのようです。私の「幸せの条件」とも言えますね。

これは仮説と思ってくださいね。自分はそうなんだ、じゃなくて。そういう仮説をもって自分の行動を見てみるわけです。あ、なるほど、確かに、みたいに。そして、その仮説を更新していく。仮決めというか、自分の条件はこうなんじゃないかって思い浮かんだらそれを検証してみるんです。自分の生活の中で。こうして、自分という人を知っていくんです。

第3回講義「欲しがる心と嫌がる心(接近と回避)」より

日常生活の中で、とても喜んだり、嬉しかったり、楽しかったりするときも、自分を知る機会なんですね。なにがよかったのか、どうよかったのか、なぜよかったのか。自分の幸せの条件が見えてきます。

そして、幸せの条件は、裏を返せば、不幸せの条件です。イヤだったり、悲しかったりするのは、幸せの条件が満たされていないから。だからストレスフルに感じてるんだと気づけて冷静に対処できますね。

受講レポート、さらに続きます。

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