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こだわりは生き物

米澤紗智江さんの「こころの講座」、第3講座の受講レポート〈後編〉です。

 面白いんですけれども、 こだわりって、1回見つけて終わりじゃないんです。生き物のような感じです、イメージとしたら。ずっと変わらないものがあって、それを突き止めるっていうより、自分が成長してものの見方が変わったら、また違うように感じられたりするんですね。
 今の時点で、自分がどう見えてくるのかは、今まで(ライフスタイル分析を)やったことがある方も、新鮮な感覚で見ていただけるんじゃないかと思います。
 大切なのは、繰り返し、繰り返し、自分の心のクセに気付いていくことですね。

第3回講義「欲しがる心と嫌がる心(接近と回避)」より

ライフスタイル分析は初めてではなく、これまでにもやったことがありました。「よかったこと」分析に限ると、今回は多分3回目かな。3回目にして、心のクセの見え方に少し変化を感じました。

私のこだわりの中核は「大事にされたい」だと思っています。これは信念とも言えますね。

これまでの分析で挙げていたエピソードを振り返ると「ちゃんとできていることを認めてもらえた」。これが共通の条件、よかったことでした。私らしさを否定されないため(私を大事にしてもらうため)に、相手の期待に合わせて行動し、だからこそ認められるとうれしくなった。

「私がなにかをやってそれが認められてよかった」に、今回も落ち着くんだろうなあと思いながら受講してたんですけど、微妙に変わってました。

今回は「支配されていなくて自由で伸びやかだった」、「近しい人に大切にしてもらえた」。枠にはめられない私らしさが出せて自由だった、大事にしてもらえた、というのがよかったようです。

「大事にされたい」はそのままで。その信念から出る思考は色々あります。「認められなければ」という思考は、これまで注目度が高かったのでしょうね。無くなりはしませんが、注目度が下がったのかもしれないです。それでストレスを強く感じる場面は実感でも少なくなっていますね。「自由で伸び伸びとしていたい、支配されたくない」という思考が、よりよく意識にのぼるようになったのかも。そういえば、ああしたい、こうしたいって、気軽に口にできるようになってきますね。

自分のこだわりを見る角度が広がってきているのかもしれません。こだわりは一回見つけたら終わり、じゃないのですね。

講義、ありがとうございました。

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