34億人で調査した数字でわかる世界のSNSトレンド2019
はじめに
グローバルWEBエージェンシーであるWe Are Socilalが、全世界34億人のユーザーを対象とした2019年SNSトレンド調査をまとめていましたので、そのダイジェストをお送りします。SNSマーケター必見です。
世界のSNSユーザー数は34億人
全世界のSNSユーザー数は34億人で、アクティブユーザーの割合は45%でした。地球の人口のおよそ半分はSNSを使っているということになりますが、逆に言うとまだ半分しか使ってないということでもあります。
事実、SNSユーザー数は年々プラスで推移しています。地球単位で見ると伸びしろがハンパないですね。
性別年代では、やはり若者層が最も多いです。意外なことに男性の利用率の方が女性より高いです。
1日で最もSNSに時間を使う国はフィリピン
1日にSNSに使う時間多い国TOPはフィリピンで、なんと4時間以上。世界の平均は2時間16分で、日本はかなり少なめの36分です。
ユーザー数のTOPはFacebook
SNSごとのアクティブユーザー数ランキングでは、Facebookが一位。メッセージングアプリではWhats Appがトップです。
アクティブユーザー数の成長率はY/Yで明暗が別れる結果に。TwitterとSnapchatはちょっと苦しい展開です。
メッセージングアプリの勢力図。Whats Appを含めたFacebook帝国の領土が凄まじい。LINEは超ローカル。
Facebookはインドで3億リーチする
Facebookの国ごとリーチ数では、インドが圧倒的リーチを誇ります。2位のアメリカが2億リーチで、3位のブラジルとインドネシアがそれぞれ1億3000万リーチ。日本は19位で2500万リーチ。文字通り桁が違いますね。
Facebookのエンゲージメント率は平均3.75%
投稿に対する反応率を示すエンゲージメント率は3.75%ですが、動画ポストの場合は6.03%になります。動画はまだ伸びているようですね。
Facebookのアクティブユーザーは増加している
日本ではオワコン扱いされてますが、MAUは毎年伸びてます。
ユーザー属性などは以下を参照。
Instagramが1番リーチするのはアメリカ
インスタの場合はまだアメリカがTOPで、1億2000万リーチ。けれども成長は見られないようなので、そのうちこっちもインドに抜かれるかもしれません。日本はランク外です。
ユーザー属性などは以下を参照。
Twitterは日本で3800万リーチする
日本が唯一海外にひけをとらないのはTwitter。アメリカに次いでリーチは2位です。全体的に桁数が少ないですが。。。
Twitterでよく使われる絵文字は「泣き笑い」
使われる絵文字ランキングという、なかなか面白いランキング。泣き笑いの絵文字が約23億回使われています!国別でも見てみたいランキングですね。
ユーザー属性などは以下を参照。男多すぎ。
Snapchatは女性が6割
日本では全然流行ってないというか、まともに進出する気がないのであろうSnapchat。本場アメリカでもちょっと勢いが 陰っているようです。しかし女性比率が高いですね。
Linkedinはアメリカで流行っている
Linkedinも日本ではいまひとつですが、アメリカではそれなりに流行ってるように見えます。世界的にユーザーも伸び傾向なので、そのうち日本でも流行るかも?
本資料では触れられていませんが、TikTokなどの新興中華勢が今後どのような影響力を持ってくるかも気になりますね。
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