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子どもは自由?

こんにちは。
日常と、先日の子ども国会で
ふと思ったんだけど。

子どもは自由?
それとも不自由?

貴方はどう思いますか?

私は
子どもの方が純粋で余計な固定観念が無く
大人には無い閃きや視点が有って
枠にはまらない自由な発想や行動ができる

と、思っていた。
よって”子どもは自由”と思っていた。
でも、こうやって書き出してみると
真に”子どもは自由”か、という点では
論点がズレている😓😓

先日ボランティア参加した子ども国会。
子ども達から出された提案を聞いていると
みんな言ってることはバラバラだけど
根底にあるのは彼らが”不自由を感じている
という印象だった。

昨夏に参加した加賀のマジ研修で
一緒になった小5の女の子も
似たようなことを言っていた。

”子どもは自由にお金を使えないけど
大人は働けるし自由でいいなあ。
早く大人になりたい。”

最初は、これを言われたときに
なんて大人っぽい考え方してるんだろう
って思って感心してたんだけど
この子も”不自由さ”を抱えているんだね。

大人からみたら
子どもの思う”自由”って
”ワガママ”って受け取られることが
多いんじゃないかなって思った。

あとは、良いか悪いかは別として
大人は一つの事に対して
色んな事を考えてから行動するじゃない?

子どもよりも長く生きてる分、それだけ
経験があるから先読みすることもできるし。
この先読みから子どもの思う自由に
制限をかけたり取り上げたりしてるんだよね。
これが必要なときもあるんだけどね。

きっと、日常でいろいろな制限や否定を
されていることで”不自由さ”が
積み上がっていってるんだろうな、と
想像したよ。

子どもの気持ちも分かるし
大人の気持ちも分かる。

子どもは生まれた瞬間から
親権に服していて(カタイ言い方w)
親の方針、軸、理想、等々によって
食べるもの、住むところ、教育、が決まる。

それはその人の運命、と
言ってしまったらそこまで
かもしれないけど。
確かに子どもに選択の自由は・・
無いよね😅😅

でも、
その選択を子どもに一任するのは
とても難しいと思うから
大人が導く必要はある。

だから小さいうちは特に
親の方針に従うことが多くなる。
そう思うと、子どもの世界は
不自由が多いのかもしれない。

大人の世界にも不自由はあるけど
大人はその不自由さや、溜まった
フラストレーションを発散、解消
できる術がある。その代表例が
お金や時間だと思う。

子どもは学校や家、外で
嫌なことや不自由があっても
”これ買おう”、”お酒飲もう”、
っていうようなことはまず無い😅

私自身も、ご褒美なのかストレス発散なのか
どっちかよく分からないけど(苦笑)
自分に何か買ったり食べたりしてて
それが無かったら不自由だなぁって感じる😓

でもこの不自由さが
子どもの世界なのかもしれない。
子どもって自分の本当の気持ちを
親にどれくらい話せてるんだろうか。

小学生以下の子でも、半分も
言えてないんじゃないかなぁ?
って思う。

子どもの世界は大人が思ってるよりも
複雑で優しくないのかもしれない。

子どもからの要望に全て応えるのは無理だけど
子どもの話をちゃんと聞く、子どもの気持ちを
想像する、甘えさせてあげる、ってことは
この先もずっと大事にしなきゃ、と思った。

親は完璧じゃないし、自分を満たせるのは
自分しかいないんだけど。
子どもにとって安心安全地帯で在ること、
生きてるうちはそう在り続けることが
親の役目のひとつかもしれないね。

何もかもが自由な世界は存在しないけど
子ども国会で聞こえてきた子どもたちの
不自由さに対して、大人はどう在るべき?
ってことを考えさせられた次第です。

では!


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