”初めてオフィスを借りた物語”
この度、オフィスを借りることになりました
初めてのオフィス
「コスメのおうち」と呼んだり「1人の空間だね」と友人に言われたり
どんな呼び方でも同じく、
ドキドキ新しい場所であることに変わりはありません
私の職業は美容家なので、
執筆は家かカフェなどですることも出来るし、撮影や取材はスタジオで行います
物の在庫がある訳でもないし、個人事務所だけど社員さんが何人もいる訳じゃない
なので、新しく場所を作るという考えは
前からあったはあったけど、ふっと現れてはすぐ消えてなくなるものでした
場所が必要だ、と思った一番の理由は
仕事に使う物の量で
"大切な物たちの居場所がない"と感じる日々でした
収納を増やして、棚を増やして、ラックを増やして
もちろんまめに整理もするけど、私は美容全てに愛情を感じているので、すぐにコスメを捨てることはしたくなくて
結果的に、どこもかしこもがコスメというおうちに住んでいました
一人暮らしではないので、物が1人だけ多いと肩身が狭いし(笑)娘が大きくなるにつれて、そちらの物も増えてきて
最初は家族一緒にお引越し=
オフィスを一部屋作る間取りで探していましたが、4月からずっと内見していても、なぜか今回は全く "ここ✨✨" と思える場所が見つからなかったのです
4ヶ月以上割と本気で内見していたのである日心底つかれた私は、
(一人で、オフィスを借りる…?)という選択肢を思い出し、家族に相談
いいんじゃない?の一言でsuumoと向き合い、
その日中に連絡下さった不動産屋さんと内見
一軒目で見つけたのが、
「新しいオフィス」になるマンションでした
こう書くと運命的な展開
でも、ずっと「夢のオフィス」のイメージがあった気がします
趣味で画像を集めていたのですが、それが夢を描くことに繋がっていたようで、
入った瞬間に、【ここしかない】と感じることが出来ました
でもそこからが、なやみました
考えて考えて考えました
最初にお話した通り、オフィスという場所を作る必要があるのかな?と思ったし
"本当に使うのかな"
とぐるぐるぐるぐる
オフィスを借りるなら絶対あの物件だけど、いいの…踏み出して…いいの…?って
でも、
物件は待ってくれないから
決めなきゃいけない
「この日までに決めるのでもいいですか?」と不動産屋さんにお伝したけど、営業力抜群な方で、ぐいぐい申し込みを急かしてくださる(笑)
あーもうあと3時間で決めなきゃ〜という日に、過去の日記を読み返すことにした私。
もう、今の自分で決められないから、前の自分に決めてもらおうと思って
そこで見つけたのが、この一言でした
"お姫様のお城をプレゼントしてもらう"
読んだ瞬間、バチバチっと光が当たった気持ちに
お姫様、と言うぐらいだから20代の頃に書いたもので👸
誰かにもらうという意味ではなく、運命がプレゼントするという空気を含んでいた一言
そうだ、私は、自分で、
お城をプレゼントするんだ
今までも、これからも頑張るわたしに
そう、感じて
そして、オフィスを契約することにしました
契約も入居もこの9月
引越し作業が普段の仕事と家事にプラスされて、毎日部活帰りの高校生かのように倒れ込むように寝て、
ご飯も沢山お代わりしながらこの変化を駆け抜けました
そして見渡してみて
オフィス…
オフィスだぁ
オフィス借りちゃった…!
と毎日思っています(笑)
でも
家族の家がすごく軽くなって空気が通り
おめでとうと言ってもらえて
皆が喜んでくれて遊びにきてくれて
もうなんだか時空が𓇼変わった気がしています
まだその渦の中にいるけれど
ここから生まれる物語を、私自身が楽しみにしています。
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