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ベルギー留学:2年目のテスト期間で初めて諦めたこと

ベルギーのブリュッセル自由大学に正規留学しています。

今は社会科学部2年生。
気が付けば怒涛の1年目が過ぎ、2年生の1学期も終えました。

私の学部は、2年次への進級率が50パーセントくらい。
その関門を突破するために一年目は朝から晩まで勉強に明け暮れていたけれど、今回のテスト期間は、また一段ときつかった。

やってもやっても勉強が終わらず、朝9時から夜25時までぶっ通しで勉強していました。

けれど、上手く息抜きをしないとストレスも溜まるし、やる気もどんどん落ちます。

ここの大学で生き残ってゆくために必要なことは
勉強ができるだけではなくて
心と体の状態にも向き合って、
一日一日、できることを淡々とこなすこと。

毎日の暮らしの上で大切なことと
基本はあまり変わらないのかもしれません。

今回のテスト期間は初めて
「1科目捨てる」という決断をしました。

今までは、できる限り全て全力、
当たって砕けろの精神でやってきましたが、

初めて、気力だけでは終わらないほどの勉強量が課せられて
できることからコツコツ崩そうとしましたが
勉強してもしても終わらず、見事に圧倒されてしまいました。

こんなことが初めてで、悔しくてたくさん泣きました。
学べるところまで最後まで頑張るか、
まだ手を付けていなかった次のテストの準備に切り替えるか、
その2択で迷いましたが、
今回は思い切って「このテストは諦めて、次のテストの準備をしよう」という結論に達したのです。

それでも捨てテストも一応受けに行って、3つ中2つのエッセイを書き終えました。落ちているような気がしますが、できることを淡々とやった結果だから、きっと後悔はありません。


「そんな大それたことを」と思われるかもしれませんが、
自分にとってこの経験は、とても大きなものでした。

自分の決断で何かを始めること、
逆に、自分の決断で何かを諦めることは、
とても勇気がいるものです。

自分の限界を認めた上で、
今できることから逃げずに
黙々とこなすこと。

今回の捨てテストも
今までやりたくても諦めたことも、
「今」できなかっただけで、
一歩一歩進んだ先で
きっと将来はできるようになっています。

今の自分と
これからの自分を信じて
今できることを楽しむこと。

そうやって前向きに
現在と未来を繋いでいきたいです。



1学期を終えて、数日イギリスの友人宅を訪れています。


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